スパルタ校が集結するバギオで人気No1を誇る老舗校。その知名度はバギオのみならずフィリピン全土に知れ渡っています。TOEIC、IELTSの公式試験会場にも選ばれており、2つのキャンパスのうちチャピスキャンパスは試験対策専門キャンパスとなっており、滞在する学生さんが全員試験対策を目的にしているために、非常に高いモチベーションが保てると定評があります。
コロナ前まではガチガチのスパルタ式の学校ですが、コロナ後はセミスパルタも選択できるようになったので自分のペースで勉強したいという方にもおすすめとなってきました。
どんな場所にある学校?
メインキャンパス
バギオの市内中心からはやや離れており、中心部へはタクシーで15分ほどの距離。ただし、キャンパスの1階に韓国料理屋や100メートル程度のところに和食屋などの飲食店や韓国スーパーマーケットやセブンイレブンがあり日常生活は意外と便利。また徒歩30秒のところにある車通りの多い道にはタクシーが頻繁に通るので移動することは気軽にできるので不便さは感じません。
チャピスキャンパス
バギオの市内中心からはメインキャンパスより近くタクシーで10分ほどの距離。ただし、市内に出るメインストリートはマニラにもつながる道で特に週末の渋滞は激しく、移動に時間がかかるのがネックでもあります。しかし、試験対策専門キャンパスなので週末も自習をしている人が多くそれほど問題にはなりません。また大通りからは1本おくまっているので、周りは静かな環境となっています。また徒歩1分のところに美味しいカフェレストランがあり、学生さんの憩いのバニなっています。
設備ーメインキャンパスー
4階建てのビルで1階部分に韓国レストランなどが入っています。
1人部屋と2人部屋はメインキャンパスの後ろにある現役コンドミニアムを利用。設備のクオリティーはメインキャンパスよりやや高めになります。
ただ運営は学校ではないのでコロナのロックダウン時などはルールが統一できなくて苦労したとのこと。
レセプション。何か困ったらまずここにきて相談することになります。
試験やオリエンテーションを行う多目的ルーム。こちらは隣の部屋と壁をスライドさせるとつながるコネクションルームになっており、新入生は多い時は50人を超えるようでその時々に合わせてサイズを調整しているとのこと。新入生が50人以上いるというのはさすがはPINESだなと思いました。
IELTS公式試験会場。PINESはIELTSとTOEICの公式試験会場に選ばれています。IELTSはコンピューターベースとなっており、バギオでIELTSを受験したい人が他校からもやってくるとのことでした。また海外で働くためにIELTSが必要なフィリピン人の受験も多く全体的にはフィリピン人の受験者の方が多いようです。
クラススケジュールは掲示板に一気に張り出されます。人数が多いので最初は自分の場所を探すのがちょっと大変そう。一度決まってしまえば、基本的にクラス変更をしなければ変わらないので、頻繁に確認する必要はありません。
マンツーマンクラス。オーソドックスな作りですが、講師トレーニングは厳しくされているのでパッションをもって授業にあたる講師が多い印象があります。
グループクラス。教室は広いですがPINESはグループクラスが最大4名となっているので(フリークラスは除く)、かなり密度が高い授業が展開されています。
スポーツジムはマシーンはシンプルですが、気軽にサクッと筋トレやエクササイズができるようになっているのでスパルタ式で脳が疲れた時などに利用する学生さんはかなり多いとのこと。
ガラス張りになり開放的なダイニングエリア。食事以外の時間は自習スペースとして利用している人もいます。
食事
給食スタイルで提供されます。韓国料理がメインになるようですが、韓国人シェフがスタッフとして入っているので味は美味しく日本人の学生さんからも評判はいいですね。
学生寮
建物自体は新しくはないので、使用感はありますが綺麗に掃除はされているので快適に過ごすことができます。1人部屋と2人部屋はメインキャンパスの真裏(直結)にある現役コンドミニアムを利用するために、シャワーとトイレが別々になっているなど快適度が上がります。
- 1人部屋(コンドミニアム)
- 2人部屋(コンドミニアム)
- 4人部屋
- 6人部屋
1人部屋。シンプルな作りですが広さが十分に確保できます。コンドミニアム利用なので電子レンジと電気ポットが付いています。
2人部屋。広さ的には通常のレベルですが、1人部屋同様コンドミニアム利用なので電子レンジと電気ポットが付いています。
4人部屋このよういベットが上部にあり下に勉強机が設置されています。ベット部分にはカーテンが設置されておりプライベートの確保ができます。また、この作りですと他の人が先に寝てしまったも、電気をつけて自習ができるのは嬉しいポイントです。
6人部屋。4人部屋と同じ作りになっており、単純に部屋の広さが広くなる形です。
設備ーチャピスキャンパスー
チャピスキャンパスに移動してきました。メインキャンパスから車で10分程度ですが、渋滞に巻き込まれると30分以上かかることもあるようです。
こちらは試験対策専用キャンパスとなっており、全学生さんがIELTSやTOEICなどの試験対策に集中しているのでより引き締まった空気がながれていました。
レセプション。ホテルのレセプションのようなシンプルな形。
メインキャンパスと同じくシンプルなマシーンが多いですが、基本的なトレーニングはできるようになっています。
卓球台もありました。やはり1日中机に向かっていると学習効率も下がるので体を動かすことでより脳を活発化させることが大切ですね。
PINESの動画教材やマーケティングのための動画撮影などを行うスタジオ。最近はあまり使われていないようですが、留学が本格的に復活したのでまた新しい動画を撮影していきたいとのこと。
学生寮
メインキャンパスと比べて規模が小さく1−3人部屋となっています。こちらは二段ベットなどは利用しておらず全てシングルベットを利用。
- 1人部屋
- 2人部屋
- 3人部屋
メインキャンパスより少し明るい印象があります。
1人部屋。平均的な広さですね。メインキャンパスはコンドミニアムを利用していますが、こちらはキャンパス内となります。
2人部屋。収納は十分に準備されています。
3人部屋。もちろん人数分の勉強机が用意されています。
机には電源もとれるようになっているのはありがたいですね。引き出しも十分な大きさがあります。
シャワールーム。シャワーとトイレ部分がしっかり間仕切りされているのは嬉しいポイントです。
ちなみにメインキャンパスもトイレとシャワーが別室に分かれています。
チャピスキャンパスは徒歩圏内にお店がほとんどないのですが、こちらは徒歩30秒ほどのところにある美味しいカフェレストンで学生さんの憩いの場になっています。このお店があるおかげで気軽に息抜きができると評判です。
圧倒的な講師のクオリティ管理体制
2001年とフィリピン留学黎明期に開校し、さまざまな難問をクリアしながら業界をリードし続けてきた学校だけあり、カリキュラム開発、講師トレーニングには目を見張るものがあります。
特にIELTSコースの担当講師は全員がIELTS7.0以上を取得が最低条件となりますが、待遇が良くなるためにほとんどの講師がそこを目指し切磋琢磨を続けるとのこと。現在40名以上のIELTSコース担当講師がいて、さらにそこを目指している講師も多くるのでこれだけの層の暑さをもっている学校は他にはいないと自負されています。また、PINESはセブにBlue Oceanという姉妹校をもっていますが、講師の半数はここPIENSから派遣をしています。PINESは良い講師の製造工場的な役割も担っています。また、成長の機会が多い、高めたスキルはしっかり評価されるということで講師の定着率も高く10年以上在籍している講師も多数いるとのことで、ベテランの講師から学ぶこともできるのもPINESの魅力です。
オーナー
PINESのオーナーは複数人いますが、現場を取り仕切っているジェイコブさん。今回は正規代理店認定Certificateをいただきました。
今回の訪問時にコロナの時のことを聞いたら「普段は忙しすぎてできなかった教材の見直し、IELTS対策担当の講師のトレーニング内容の見直し、管理システムの開発など落ち着いてできたので、さらに質を高めることができてよかった」と言っていて、あのピンチの時にそんなにドカっと構えていられたのはさすがだし、多くの学校でそんなことはロックダウンの時に考えられなかったのでその底力に脱帽ですし、常にもっと良いものを提供したいとい姿勢を強く感じることができました。
「でも本当はあと半年ロックダウンが長引いたら危なかったよ。だから本当はヒヤヒヤしていたんだけどね笑」とお茶目な一面もみせてくれ、再開できたのは本当に良かったなと改めて思いました。
サポート
PINESの日本人マネージャーの三輪さん(写真右)業界歴も長く、私も長いお付き合いとなっていますが、いつもすぐに対応してくださる心強いマネージャーさん。学校が大きく、あちこちから呼ばれるのでなかなか捕まらないこともありますが、在学生とはLINEなどを使って可能な限り早くサポートできるように努めているとのこと。普段はメインキャンパスにいて、チャピスキャンパスには日本人スタッフはおらず、サポートは外国人スタッフとなります。試験対策コースにいかれる学生さんなので基本的には問題ありませんが、どうしても日本語で相談したいという場合はメール、電話、LINE通話などでも対応が可能になっています。
メリットとデメリット
メリット
- カリキュラムや講師の質が非常に高く、高い英語力の伸びが期待できる
- メインキャンパスは6人部屋まであるので格安留学が実現できる
- 試験対策キャンパスがあるので、周りに同じ目的をもった学生に囲まれて切磋琢磨ができる
デメリット
- 大型校なので細かいサポートはできない
- チャピスキャンパスは周りの渋滞が酷いので特に週末の移動が大変になることある
こんな方におすすめ
・6人部屋まであるので、質の高いカリキュラムと講師陣からの授業を格安で受けたい方
・試験対策専用キャンパスがあるので試験対策をよりストイックに集中できる環境で行い方
・効果の高いIELTSコースを探している方