フィリピン留学ブログ

【学校訪問】セブの実績十分のマンモス校SMEAGを徹底取材!

フィリピン留学における最大規模の学生数を誇る語学学校。日本でフィリピン留学人気に火がついた2011年当初からトップ3に入る人気の学校でした。新型コロナが猛威を振るう前は、セブに3つのキャンパスを構えていましたが、現在はキャピタルキャンパスに集約して運営されています。

フィリピン留学では珍しく多国籍化が最も進んでいる学校の一つです。日本、韓国、中国、台湾の東アジア諸国はもちろんのこと、ベトナムやタイなど東南アジア、サウジアラビアなどアラブ諸国、ロシアなどの東欧といった世界中の様々な国から学生が集ってきます。

教育面でも、ESL(一般英語)はケンブリッジ英検に即したカリキュラムになっており、TOEIC・IELTS・TOEFLの試験対策にも強く、これらの公式試験会場にも指定されている実力です。採用されているカリキュラムの水準は一つ頭が抜き出た存在と言えるでしょう。

どんな場所にあるの?

セブは大きく分けて都会的なセブシティエリアとビーチリゾートが楽しめるマクタンエリアがありますが、SMEAGキャピタルキャンパスは便利なセブシティエリアにあります。

セブの政治的中枢であるセブ州政府庁舎があるエリアにありますが、大通りからは一本入った場所にあるので周りの環境は静かとなっています。

徒歩圏にショッピングモールがありスーパー、ファーストフード、カフェなどがあります。周囲には日本食レストランを含む各国のレストランもあり、利便性は大変高いと言えるでしょう。

また、設備が充実した大型校のため、校内設備を活用するだけでも過ごすことが可能なレベルです。あまり自由に外出させたくない高校生留学にも向いています。

なお、週末にマクタン島のリゾートエリアを訪れたい場合は車で1時間程度かかります。これは他のセブシティエリア学校と同じ条件になります。

セブ市の中心部にあるため、周辺に商業施設も多く便利な生活を送ることができます。

大型のビルディングキャンパス

SMEAGキャピタルキャンパスは、レッスンを行う校舎と学生寮が一体化しています。外に出ることなく生活を完結させることができる建物です。

フィリピン留学屈指の大型校のため、建物の大きさは語学学校のものには思えません。大学のような規模感があります。

主に空港ピックアップなどの送迎に利用されているスクールバス。他校の車両は10~15名乗りのバンが主流ですが、マンモス校であるSMEAGは倍以上の定員となるマイクロバスを利用しています。

エントランスの警備は厳重です。出入りの際はIDチェックが行われ、部外者が無断で立ち入ることはできません。

建物の中に入ると、出迎えてくれる大きなサインボード。SMEAGは10年ほど前にSMEとAG ESLという語学学校が合併することで改名が行われたものです。そのため、業界歴10年以上のベテランは今でもSMEと呼んでいたりします。

各種手続きを行うオフィスです。大型校だけあって休み時間になると多くの学生が訪れるとのこと。

教室

両脇に教室が立ち並ぶエリア。SMEAGは1日の授業時間が11コマ(1コマ=45分)という豊富なレッスン数が大きな特徴です。質と量ともにフィリピントップクラスといっても過言ではありません。

マンツーマンの教室は個室タイプです。個室タイプは初めて入ると狭さ故に講師との1対1に気恥ずかしさを感じるかもしれません。しかし、このタイプですと他の学生の視線を遮ることができますし、より静かな環境でレッスンができるメリットがあります。

SMEAGのように講師に教室が割当られていると、フィリピン人講師たちは部屋の壁面をアレンジしていくことが多いです。卒業生との写真が大量に貼っていたり、標語が貼ってあったりと、部屋ごとに雰囲気が異なるのが面白いですね。

SMEAGはTOEFLの公式試験会場に指定されています。TOEFL以外にもTOEICやIELTSの公式試験会場になっているのはSMEAGだけです。

TOEFL iBTなどのコンピューターベースの公式テストを受験できるブース。

このスペースは公式試験の時のみ利用され普段は使われていません。他の授業や自習で使ったりはしないのですかと聞くと、「テストで使用されるパソコンには他のソフトなどは一切入れてはいけないという規則になっており、このブースは公式テスト以外での利用ができないことになっています」とのこと。徹底した管理ができるからこそ、公正さが要求される公式試験会場になることができるのだと実感しました。

レベルチェックテストやIELTSなどの公式試験(筆記)が行われる多目的ルーム。

シアタールーム。この設備があるのは、極めて一部の大型校のみです。設備の充実度を優先する人は大型校から選ぶのをオススメします。

ダイニング・食事

SMEAGでは1日3食の食事が提供されます。

食事はこのダイニングでとります。ビュッフェになっているため、好きな食べ物を好きな量とることで、様々な国籍の学生に合わせることができるようになっています。特に食事に制約がある中東の学生やベジタリアンにも対応できるメニューが提供されています。

カフェテリア・売店

校内にはカフェが営業しています。学校周辺は不便な場所ではありませんが、校内で友達とくつろいだり、一人の時間を過ごせるスペースがあるのはよいですね。もちろんWi-Fiの提供もあります。

壁には卒業生の写真がたくさん貼られています。

売店があり、カップ麺やスナックなどの軽食、ドリンクが購入できます。手軽に購入できるのは便利ですし、自由な外出が認められていない高校生には嬉しい施設です。

SMEAGでは校内でのみ利用できる電子マネーがあります。カフェや売店、その他にも学校の諸経費などの支払いをキャッシュレスで利用できます。普段校内で生活する際に現金を持たなくてよいのは安全かつ快適ですね。卒業時に残高は現金で返金してくれるので、最初に多めにチャージしておいても問題はなさそうです。

スポーツ・娯楽施設

SMEAGを含む韓国資本の学校は、必ずといってよいほどスポーツジムが設置されています。これは韓国人学生は体を鍛えることが好きという事情によります。最近では日本でも多くのスポーツジムがオープンするなど、一つの流行になっており、普段トレーニングされている方は韓国資本の大型校に行くと充実したスポーツジムが期待できます。

様々な機器が設置されていますが、有酸素系だけでなく筋トレ系の機器が揃っているのが嬉しいと感じる人もいると思います。

やはり韓国人の学生さんが主に利用していて、日本人の学生は少ないので、是非もっと日本人の学生さんに利用して欲しいとのこと。

ビリヤードと卓球もできます。卓球台は1台だけでなく、まだ数台あります。気軽にリフレッシュできる環境が揃っています。気軽にできるスポーツは、英語があまり上手に話せなくても外国人学生と仲良くなるチャンスです。まず仲良くなれば、普段から一緒に行動する時間も増え、自ら英語環境を作り出すことができます。

ロビーにある休憩スペース。中央にあるハンギングチェア(吊り下げ式の椅子)は気持ちがよさそうです。

学生寮

教室と同じ建物の中に学生寮があります。暑い日や雨の日も外に出ず生活できるのはとれも便利です。SMEAGで設置されているお部屋タイプは下記の通り

  • 1人部屋
  • 2人部屋
  • 3人部屋
  • 4人部屋

学生寮がある上部フロアは吹き抜けになっており、取り囲むようにあるドアが各部屋です。

こちらは1人部屋。広さ的には平均的なサイズで、その他に勉強机、クローゼット、バスルーム、冷蔵庫があります。

こちら3人部屋。やや狭いかなと感じるかもしれませんが、日本のビジネスホテルくらいと考えてください。人数が増えてもちゃんと人数分の勉強机が設置されています。一部の学校では複数人部屋は自習室で勉強すればよいという考え方から人数分の準備がないということもあります。

注意が必要なお部屋
SMEAGのお部屋は一般的なものと違う間取りになっているタイプがあるので注意してください。特に1人部屋は知らずに入学すると、不満原因になる恐れがあるので気をつけてください。

1人部屋
寝室2つ・リビング・バスルームからなる間取りです。寝室は一人で利用できますが、リビングとバスルームはもう一人の方と共用することになります。
4人部屋
ワンルームに4つベッドが並ぶタイプと、2つのベッドが並ぶ寝室が2部屋あるタイプがあります。いずれかを指定することはできません。

教育面の特徴

最大の特徴は“とにかく授業が多い”ということです。ESLコースを例に取ると1日11コマ(1コマ=45分)の授業時間が設定されており、これは早朝6:40から夜20:35までスケジュールがあるイメージです(金曜は朝と夜の授業なし)。少なくとも最初の4週間はすべての授業に出席しなければなりません。ただし、この最初の4週間に集中的に勉強することで、勉強することへの耐性を身につけ、また基礎力をしっかり養うことができるようになっています。正直なところ、留学は1ヶ月過ぎると徐々に気持ちに緩みが出てきます。そのため、最初の4週間は気合でも乗り切り、学習習慣を少しでも多く身につけておくことは2ヶ月後3か月後を見据えると大事なことになります。

また、特徴的なのかESL (一般英語)のカリキュラムがケンブリッジ英検の学習体系に準拠している点です。これはネイティブが英語をマスターしていく過程に近い流れとなっており、自然に英語を身につけられるようになっています。国際的に認められた学習体系であるため、SMEAGの学習内容は信頼性も高いものと言えるでしょう。

そして、SMEAGといえば、昔からIELTS対策の定番校です。IELTSの主催団体であるブリティッシュ・カウンシルから定期的に試験官が訪れ、カリキュラムのチェックや、実際の試験において試験官が見ているポイントなどを講師たちにレクチャーするそうです。SMEAGのIELTSを担当する講師たちは単純に英語力が高いだけでなく、IELTS対策のノウハウという部分においても極めて高いレベルで熟知しているわけです。

講師トレーニングも極めて高いレベルで行っています。ここまでやっている学校はフィリピン留学でも当校だけではないのかと誇りに思っています。

SMEAGスタッフ 福島さん

心強い言葉ですね。これまで何人ものIELTS対策希望の方をSMEAGを提案させて頂きましたが、IELTSのスコアの伸びも素晴らしいものです(もちろん学生さんの頑張りがあってのことですが)。一定期間で目標スコアに達しないと受講期間を延長できるスコア保証制度もあり、本気でIELTSのスコアを伸ばしたい方に特にオススメの学校です。

日本人サポート

SMEAGの日本人スタッフの福島さんは5年以上の経験がある方でSMEAG愛が強い方です。大型校のため学生さんの人数も多く、一人できめ細やかなサポートをするのは難しいですが、学生スタッフ(授業を受けながら学校運営の仕事も担う職員)の力を借りて、学生さんの生活が快適になるように日々努力をされていまた。

また、カリキュラム面についてもかなり詳しく理解されていて、「SMEAGに来ればしっかり英語力を上げられると自信をもっています」と力強いコメントをもらえました。

まとめ

メリットとデメリット

メリット

  • レッスン時間が1日最大11コマととにかく豊富
  • 世界から学生が集まってきており国際的な環境で学べる
  • IELTS対策コースのクオリテイが極めて高く、最も実績が豊富

デメリット

  • プールなど屋外施設がない大型ビル内での生活のため窮屈な印象がある
  • サポート面は小規模校に比べると不利

こんな方におすすめ

豊富なレッスン時間でとことん勉強に打ち込みたい方

アジア以外に東欧やアラブなどの学生が在籍する多国籍な環境で生活したい方

IELTS対策のノウハウがトップクラスの学校でスコアを着実に伸ばしたい方

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