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【学校訪問】セブで人気過ぎる学校EV Academyを徹底取材!

元々はセブでは珍しい平日外出禁止や厳しい母国語禁止ルールを持つスパルタ式の学校として存在感があったEV Academy。当時の日本人学生はスパルタ式を敬遠する人が多いことから、フィリピンでも屈指の実力校でありながら、日本人学生にとっては少し地味な存在でした。

2017年にキャンパスを移転し、定員300人を超える規模に、そしてフィリピンでトッププラスの設備を有する学校に。平日外出禁止のスパルタか、外出可能なセミスパルタかを選択できるようにしたことで、学生のタイプも幅広く受け入れることになり、爆発的に人気が上昇。

今では「人気過ぎて予約を取ることが難しい学校」という学生さん泣かせの学校になっています。運良く空きがあっても迷っている間に、満室になってしまうほどです。

EV Academyは比較的大きな学校でありながら、これだけ早期に満室になってしまう理由は、どのようなものなのでしょうか?実際にスタッフが足を運んで調査しました!

どんな場所にある学校?

セブエリアは、都会的な便利な生活が魅力のセブシティエリアと、リゾートが魅力のマクタンエリアに分けられます。EV Academyがあるのはセブシティエリアになります。

ただし、セブ市中心部からは少し離れたやや郊外に立地するため、放課後にITパークやAyalaモールなどの中心スポットに出かけたいという生活には不向きです。しかし、不便な場所というわけではありません。周囲は住宅地で最寄りの大型ショッピングモールまでタクシーで5~10分でアクセスできます。休日に街の中心エリアに行くのも容易い距離です。また、マクタン島のリゾートエリアまではタクシーで1時間程度なのでセブシティエリアの他校と同条件です。

EV Academyは、学校内で毎日の食事も提供されますし、スポーツジムやプールなどの施設も大変充実した学校です。そのため、平日放課後から出歩くような生活を希望される方でもない限り、何ら不満のない環境と言えるでしょう。

  • やや郊外にありますが、平日は勉強、休日にお出かけしてリフレッシュという生活スタイルならば何ら不満のない立地です。
  • 設備が充実している学校なので、放課後も校内で気軽にリフレッシュできる環境と言えます。

語学学校とは思えない充実の設備

EV Academyは、キャンパス内に校舎・学生寮・娯楽施設のすべてがそろっています。そのため、外出しなくても、それなりに快適な生活が送ることができるタイプの学校です。350人の学生が過ごすキャンパスだけあって、一つ一つの設備の規模は大きく、またグレードが高いの特徴です。

校舎

治安の良いエリアに立地していますが、敷地内に入るにはセキュリティゲートがあり、24時間体制で警備員が常駐しています。広々としたキャンパスですが、至る所に防犯カメラが設置され安全性を高めています。

建物に入ってすぐのところにあるレセプション(受付)。担当はフィリピン人職員なので、とてもフレンドリーです。

これは学生が訪れるオフィスにある窓口の番号を示しています。例えば、滞在ビザについて手続きが必要であれば4番窓口、欠席の届け出なら5番窓口を訪れればよいということになります。

まるで海外の役所や銀行を連想させるオフィスの窓口で、細かく別れているのが特徴です。

用件によって窓口が細かく分かれているので、効率よく対応ができます。スタッフも専門化できますし、何より学生さんを待たせないようになっています。

EV Academyスタッフ談

語学学校は、そこにいる学生すべてが同じような生活リズムで動くため、週末が近づくと休み時間や放課後には、外泊届けを提出しにオフィスに人が殺到するということが起こります。特に学生が多い大型校になると手続き一つにも待ち時間が長いというのはよく聞く話で、「書類一枚出しに来ただけなのに、前の人の話が長い!!」ということが起こります。

EV Academyの学生定員は350人(しかも年間を通じて満室に近い状態)もいますので、手続きの窓口も大忙しです。このように学生さんを待たせない気遣いとシステムがあるのは学生本位の素晴らしいマネジメントだと思います。

グループクラスがお懇話れる教室あるエリア。ガラス張りになっているので解放感と清潔感があっていいですね。

グループクラスが行われています。

夏休み期間だったため、ジュニアキャンプで訪れている子供たちがいました。ベトナム、中国、台湾からの学生さんが非常に多く参加しています。

ちなみにジュニアキャンプとは、夏休みや春休みに開催される子供向けの語学留学ツアーで、往復ともに添乗員がつき、滞在中は学校スタッフが24時間体制でお世話をするためお子様だけで安心して参加することができます。英語の勉強だけでなく、休日のアクティビティも充実しているため、日本にいては絶対に学べない貴重な異文化交流や経験は人生の財産になるのは間違いありません。

最近では日本でもジュニアキャンプの人気が出てきましたが、まだまだ「フィリピンは不安なので子供一人では…」と考える保護者の方は多いかと思います。ただし、出発する時から帰国するまでフルサポートであることから、実はフィリピンのジュニアキャンプほど安心できる内容はないとも言えます。ちなみに他国のキャンプですと、往復は子供たちだけで移動するというのは一般的です。

マンツーマンレッスンが行われる教室が並んでいます。個室タイプのため、「周りの視線が気にならない」「周りの話し声が大きくて聞き取りができない」ということが起きにくい静かな環境でレッスンを受けられるのがメリットです。

講師と学生さんが横に並ぶスタイルですね。教材やノートを二人で一緒に見やすいといったメリットもありますが、英語を話すことに自信が持てない初級者ですと、顔を見合わせながらレッスンを行うのが恥ずかしく感じられることもあるので、横並びスタイルは少し気楽に感じるでしょう。

多目的ルーム。こちらではIELTSの公式試験なども行われています。

IELTSを学んでいる方は、受験費用が日本より安いフィリピンでの受験がオススメです。EV Academyのように学校が公式試験会場になっている学校のIELTSコースを選ぶと、慣れた環境で受験できるため実力を出しやすいですし、道に迷っての遅刻という心配もありません。また、公式試験会場に指定されるには、IELTSコースのカリキュラムなどの品質が水準を満たす必要があります。このため、IELTS公式試験会場になっている学校は総じて安心して学べる教育品質があるとみなすことができます。

まるで映画館のような設備を誇るシアタールーム(視聴覚室)。ここまで本格的なものを有しているのは、フィリピン全体で見ても数校しかありません。ここではアクティビティで映画鑑賞をしたり、プレゼンテーションのレッスンでも利用されます。

自習室(図書室)。英語力が最も伸びる時間と言っても過言ではない自習を集中してしっかり行える環境となっています。

ダイニング・食事

EV Academyでは1日3食の食事が提供されます。

毎日の食事が提供されるダイニング。後述するプールの横にあり、眺めもよくリラックスできる空間になっています。

食事はビュッフェスタイルになっており、食べたいメニューを選んで盛り付ける形になります。

決められたメニューが必ず取り分けされる定食スタイルですと、苦手なメニューがあると食事が物足りないものになってしまう恐れがあります。多彩なメニューをビッフェスタイルで提供できるのは、学生数が多い大型校の魅力でもあります。

メニューは韓国、日本、中国、洋食などの様々な内容になっており学生が飽きないように工夫されています。特定の国のメニューに偏っていないことから、様々な国籍の学生でも毎日食べられるようになっています。

韓国資本の学校でもあることから「辛くて食べられないのでは?」という不安があるかもしれません。この韓国資本の学校では辛い料理ばかり出てくるというのは、まだ韓国人以外の留学生が少なかった10年以上前によく言われていた話で、様々な国籍の学生が集まるようになった今では、そのような学校はほぼありません。

パンも様々な種類が提供されており、給食とは思えないかなりの充実度です。パン派の人にとっては最もポイントが高い学校かもしれませんね。

カフェテリア

校内にはおしゃれなカフェがあります。席数も十分にあり、またWi-Fiも利用できるので自習をしている学生さんもいました。

このメニューの充実度は語学学校のカフェのレベルではありませんね。コーヒーも美味しく、わざわざ外に出かけなくても十分リラックスできます。

一般のカフェと遜色ないレベルでケーキなどのスイーツがあり、甘党の人にはかなりポイント高いのではないでしょうか。ただ、ダイエット中の人には身近な誘惑でしかありませんが…笑

スポーツ・娯楽施設

EV Academyは大型校らしく、スポーツや娯楽施設が充実しています。勉強で疲れた体をリフレッシュできますし、外国人学生と友達になれる憩いの場になっています。

広さはそこまでありませんが、機材は充実したスポーツジムがあります。語学学校のスポーツジムとしては恵まれた内容と言えるでしょう。

韓国資本の語学学校でスポーツジムが必ず設置される理由は、韓国人学生が体を鍛えたいというニーズが高いためです。最近では日本人学生にとっても、そのニーズは高まっており、「充実したスポーツジム」を条件に学校探しをされる方も見かけます。

全身をしっかり鍛えられる機材がバランスよく揃っています。また、ガラス張りになっているので、外の景色を眺めながらトレーニングできるのはいいですね。

フィリピンはビリヤードが人気の娯楽です。街中にも多くのビリヤード場があるので、地元の人たちと交流するツールとしてオススメです。

卓球台も2台設置されていて、大人子供関わらず人気となっているとのこと。

なんとエアーホッケーがありました!ついテンションが上がって、スタッフのロイさんと遊んでしまいました。言葉がうまく通じない外国人学生とも簡単に仲良くなれるきっかけになるため、このような娯楽施設は異文化交流を促進してくれます。

こちらはゲームセンターにあるようなバスケシュートボールのゲーム。

ヨガはフィリピンでも大人気で、ヨガクラスなどは毎回多くの学生さんが参加されるようです。ヨガの他にもズンバも人気で、講師たちもと一緒にズンバをやる学生も多いとのことです。

※ズンバとは音楽に合わせて体を動かすフィリピンのフィットネス。夕方になると市内各所で見かけるほど人気があります。

敷地内にはプールもあります。積極的に泳ぎたい方には物足りないかもしれませんが、暑い気候で涼んだり、水辺でリラックスするには十分過ぎるほどで、とても贅沢な環境ですね。

プールは夜にはライトアップされ、かなりムーディーなエリアになります。カフェやダイニングに面しているため、中からこの雰囲気を楽しむこともできます。

フロアに設置されたオブジェ。こういうところに学校の余裕を感じますし、雰囲気もよくなりますね。

Intensiveのコースはスパルタ式のルールになり平日の外出ができません。しかし、勉強ばかりやるように縛り付けても息が詰まってしまいモチベーションは下がるばかりです。そのため、校内でストレス発散ができるように学校としても色々と考えて施設やアクティビティを行っています。そのため、スパルタ式のコースを選んでも心配しないでください。

EV Academyスタッフ談

学生寮

EV Academyは校舎と同じ敷地内に学生寮があるため、通学不要で雨天時も濡れずに移動できます。

  • 1人部屋
  • 2人部屋
  • 3人部屋
  • 4人部屋

こちらは2人部屋。広さも十分で間接照明がおしゃれなな空間です。EV Academyは周囲に高層の建物がないため、窓からの眺望も良いです。

自習のための机と椅子も準備されており、広さも勉強しやすいスペースが確保されています。机の上にはコンセントもあるため、スマホやパソコンの充電をしながら勉強できて便利です。

こちらは1人部屋。
カーテンには穴が空いていて星に見えるようにデザインされているとのこと。少しでも学生さんに快適に楽しく過ごしてもらいたいという気持ちが伝わってきました。

クローゼットも広く沢山の洋服を収納することができます。

セキュリティボックスは人数分設置されており、貴重品の管理も安心です。

最近ではセキュリティボックスもしくは施錠できる収納を設置する学生寮が増えてきましたが、まだまだ全てではありません。従来のスーツケースに鍵を掛けて金庫代わりにする形でも貴重品の安全は保てますが、スーツケースは広いスペースがないと開けられないのが欠点です。

建物は比較的新しいですし、しっかり清掃も行き届いているので、トイレやシャワーなどの水回りも綺麗です。

EV Academyの人気の秘訣の一つは、設備の綺麗さと言っても過言ではありません。特に毎日寝泊まりする学生寮の部屋は、ホテルと変わらないクオリティなのは人気が出て当然ですね。

サポートもしっかり

学生のサポートの中心を担っているはロイさん。韓国人の方ですが流暢な日本語を操り、とても物腰の柔らかいので、学生さんにとっても親しみやすい方です。実際、学校内を一緒に歩いていると、よく学生さんから声を掛けられていて、本当に頼りにされていることが分かりました。

EV Academyで長年勤めており、セブの語学学校のスタッフの間でも一目置かれている存在です。そのため、学校内外のことに精通しており、初めての海外でも安心して留学生活を楽しめるようにサポートをしてくれることでしょう。

フロアに設置されたオブジェ。こういうところに学校の余裕を感じますし、雰囲気もよくなりますね。

EV Academyは業界トップと自信を持って言える設備と教育カリキュラム、そして自慢の講師陣がいます。そして、みなさんの留学生活が安心して送れるようサポートも頑張っています。是非、EVでお会いしましょう!

EV Academy ロイさん談

評価の高い教育品質

EV Academyは教育面を重視する学生からも選ばれている学校です。前述の通り、施設面の充実度も高いですから、死角のない学校と言うことができるでしょう。

どんなに学校側が素晴らしいカリキュラムや講師を準備しても、学生のモチベーションが低くては英語力を上げることができません。しかし、学生にも色々なタイプがあり、厳しく管理することがメリットになる方もいれば、自主性を重んじた方が良い場合があります。

そこで、EV Academyは、校則の厳しさを選べるコースが設定されています。

まずは厳しいルールであるIntensiveで、いわゆるスパルタ式です。平日の月~金曜は外出禁止となり、小テストと自習が義務化されています。中だるみしたり、不真面目な人に流される恐れがある方、ストイックに勉強漬けの生活を送りたい方にオススメです。

もう一つのSemi Intensiveは、いわゆるセミスパルタ式と呼ばれるもので、一般的なルールです。平日の外出に規制はありませんし、小テストや自習は義務ではありません。自己管理はできるという方は、こちらの方が自分のペースで勉強を進められるので向いています。

そして、講師のトレーニングには非常に力を入れており、中でもIELTSコースは絶対も自信をもっています。このIELTSは試験自体の難易度が高いことから、学校の実力が問われるコースでもあります。IELTSを教える実力がある学校しか認められない公式試験会場の一つにもなっており、セブの他校学生もEV Academyで受験しています。さらに、IELTSコースのカリキュラムは、オリジナルに開発した教材を使用しており、これは学校のIELTSに対する教授内容に自信があることの表れですし、よく試験を研究しているからできることでもあります。

なお、IELTSのようなハイレベルなコースで培われた教授技術は、他のコースにもフィードバックされており、どのコースを選んでも納得のレッスンが受けられるでしょう。

まとめ

メリット

  • トップレベルの施設を誇り、設備の充実度と綺麗さが魅力
  • カリキュラムの質の高さに定評があり、またルールも選べることから様々なタイプの学生に合う
  • IELTSコースの実績は大変豊富でIELTSの公式試験会場に指定されていることから、有利な環境で公式試験に挑める

デメリット

  • 人気が高すぎて予約が難しい
  • 日本人学生からの人気が高く、時期によっては日本人率が高くなることがある

こんな方におすすめ

快適な設備環境で生活したい方であり、勉強面でも妥協せずにしっかり勉強する人が多い環境を希望される方にオススメです。

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