コロナにより2年近くの休校を余儀なくされた語学学校は大きな影響を受けました。以前はCDU ESLというセブ医科大学付設の語学学校があり、現地の医学部生と交流できる学校として人気がありましたが、残念ながらコロナの影響によって休業しています。
コロナ明けの2023年に、そのCDU ESLの講師とスタッフを引き継ぐ形でスタートした日系学校がCLC -Campus Language Center-です。最大の特徴はBai Hotelというセブの高級ホテルの中にオープンしたということ。これまでもホテル内に入居した学校はいくつかありますが、これほど大型の高級ホテルに入居した学校は初めてのことです。
フィリピン留学というと、どうしても発展途上国ゆえの我慢は強いられる部分がありますが、高級ホテルは別です。どれほどの快適な生活が待っているのでしょうか。さっそく訪問させて頂きました！
どんな場所にある学校？
都会的な生活ができるセブシティエリアの学校になります。セブ市に隣接するマンダウエ市にあり、空港やリゾートエリアがあるマクタン島に渡る橋からも近く、どこへ向かうにもアクセスがよい場所にあります。
再開発が進むベイエリアにあり、すぐ近くに“Parkmall”という大型ショッピングモールがあり、また徒歩圏に“City Time Square”という飲食店やバーが集まるモールもあります。そのため、食料品や日用品、衣料品、が簡単に入手でき、複数のレストランやカフェもある便利な立地です。
セブ市内の巨大ショッピングモール“SM City Cebu”までも、車で10分ほどの距離にあります。なお、マクタン島のリゾートエリアまでは車で30分ほどの距離になります。
高級ホテル内でのレッスンと滞在
CLCが入るBai Hotelという再開発が進むベイエリアの中核施設でもある新しいホテルで、セブでも屈指の規模を誇る大型施設です。
大型ホテルのため、複数のレストラン、バー、カフェ、プール、ジムなど充実した設備があることは間違いなし。お部屋もグレードの高い快適なものでしょう。期待が高まります。
周囲に高層の建物がないため、遠くからでも目立ちます。黒を基調にした建物は迫力がありますね。
ホテルのエントランス。高級感があります。
ホテルに入るためにはセキュリティチェックがあり、通過すると広々としたロビー空間が広がります。
こちらのエレベーターで学校があるフロアーへ向かいます。照明がおもしろい！
校舎
学校があるフロアに着きました。学校のオフィスや教室は、ホテル内にあるビジネスオフィスゾーンの一部を利用する形になっています。
さっそく中に入ってきましょう。
CLCはマンツーマンレッスンが最低でも5コマも受講できるため、マンツーマン用の教室も豊富にあります。ホテルのイメージにあった木目調のパーティションでこだわりが見えますね。
高めのパーティションで区切られており、隣のブースの人の目はまったく気にしなりません。そして、講師と横並びになるため一緒に教材も見やすい形状です。
CLCではオンランでの英会話レッスンも提供しており、入学すると10回分のオンラインレッスンが無料で提供され、留学の前後どちらでも受講ができます。
掲示板には各学生のレッスンスケジュールや、アクティビティ情報などが掲示されます。
ユニークなのがディナーアクティビティ。ショッピングモールで複数の学生と講師で食事をとるというものです。
学校外での講師との交流を禁じている学校も多いですし、可能であっても講師を誘うのに臆病になってしまう人もいます。そこで、教室以外でのリラックスした環境での交流をアクティビティとして可能にしているCLCの試みは素晴らしいですね。
CLCの学生はBai Hotelのビジネスセンターを無料で利用できます。自習にも使えるのはもちろんのこと、ワーケーション留学の方はこちらで仕事することもできます。
利用時間は夕方5時までとなっており、会議室のみは時間貸しになり有料となります。
親子留学で嬉しいKidsスペースも用意されています。まだレッスンが受けられない小さなお子様は、このスペースで講師と遊びながら英語に触れることも可能になっています。
お部屋は快適そのもの
学生寮として使用されるお部屋はBai Hotelの客室そのものであり、快適性はフィリピン留学トップクラスといっても過言ではありません。もちろん通学は同じ建物内の移動のみです。
- 1人部屋
- 2人部屋
ホテル以外に徒歩5分の場所にある高級コンドミニアムに滞在するプランもあります。こちらはキッチンがあり簡単な調理は可能になっています。
落ち着いた雰囲気のお部屋は、各備品のグレードも高く、確実にどの学校の学生寮よりも快適です。TVはNHKの視聴も可能です。
フィリピン留学の他校のホテルプランは、タオルや飲料水などの本来提供されるアメニティが省略されていることが多いです。しかし、CLCではアメニティは一切省略されていません。
紅茶などもあり、飲料水は毎日2本補充されます。湯沸かしポットやアイロン、金庫も設置されています。
バスルームも清潔そのもので、シャワーの水圧も十分で、ガラス張りのパーティションで床が濡れることもありません。その他、ドライヤー完備、石鹸やシャンプーなどのアメニティーも用意されています。
食事はホテルビュッフェ
CLCのもう一つの大きな魅力は、ホテルのブッフェで食事をできることです。学生用のメニューではなく、一般の利用客と同じメニューを食べることができるのは贅沢です。
ビュッフェの提供回数
Bai Hotel滞在者：平日の朝食と昼食、休日の朝食
コンドミニアム滞在者：平日の昼食か夕食のいずれか
高級ホテルのビュッフェのため、品数が多く和洋中なんでもそろっています。これを毎日食べることができるのは贅沢の極みでしょう。デザートも充実しているため卒業後には体重が増えてしまうかもしれません。
一方、夕食は含まれていません。ホテル内には各種レストランがありますが、近隣のショッピングモールにあるレストランやファーストフード店を利用すれば安価に済ませることができます。
利用できるホテルの施設
大型ホテルのために様々な施設があり、CLCの学生も利用することができます。これらの施設も含めると、フィリピン留学で最も施設が優れる学校と呼べるかもしれません。
こちらはフィットネスセンターことスポーツジムです。広々とした空間に充実した機器が並んでおり、勉強の疲れをリフレッシュするには最高の環境です。さらにサウナまであり、これらが無料で使えるのは贅沢ですね。
高級スパもあります。さすがに無料ではありませんが、セブで最高レベルのマッサージやエステを受けることができます。
屋上にあるプール＆バー。セブの街を一望できる最高の眺めになっています。子ども用プールもあるため安全にお子様を遊ばせることもできます。プールは無料で利用できるので、放課後や週末は気軽にリゾートライフを満喫することができます。
これ以外に大型ホテルらしく、カフェ、日本食レストラン、ステーキハウス、バーなどがあり、外出しなくても快適に生活することができます。
展望プール＆バーからの景色。遠くにセブ市中心部にある高層ビル群が見えます。目の前にある大きな屋根の低層の建物が最寄りのショッピングモールであるParkmall。
教育面の特徴
CLCは2023年にオープンした新しい学校ですが、コロナ禍に休校となったCDU ESLという老舗語学学校のスタッフや講師を引き継ぐ形で生まれたため、教育ノウハウは既に十分にある学校です。
日系資本になったことから、日本人学生が好むマンツーマンレッスンを最低でも5コマと豊富に取り入れており、各学生にカスタマイズされた内容でレッスンを行えるのは魅力です。
最大の特徴としては、CLCが提供するオンラインレッスンを、留学の前後に受講できること。留学前に顔見知りになった講師から、留学中も引き続きレッスンを受けることができます。さらに卒業後も継続して受講できることになります。
信頼した講師から一貫した指導方針で学ぶということは、英語力を伸ばす上で重要で、「留学の時だけ」にならないオンラインと組み合わせた学習は非常に有益と言えるでしょう。
サポート
2023年11月の時点では、日本語対応は日本人の学生スタッフのみとなっていますが、今後増員など体制は強化されていくことになります。（ご検討の際はお問い合わせ頂ければ、サポート体制について確認いたします）
統括しているのはCDU ESL時代から10年以上在籍しているフィリピン人マネージャーの方が担当しています。とても経験豊富で優しい方なので安心できます。
まとめ
メリット
- 大型ホテルの充実した設備環境で生活をしたい方
- セブのリゾートライフも留学中にたくさん体験したい方
- 少人数のアットホームな学校をご希望の方
デメリット
- ホテル内のレストランなどを利用すると高コストになる
- 周辺がベイエリアで人通りが多くないため夜遅い時間帯の外出はやや不安
- 2023年11月時点では日本人学生スタッフのみ (今後変化あり)
こんな人におすすめ
フィリピン留学では、充実した設備の環境でとにかく快適な生活を送りたい方。あまり校則が厳しくない自由な環境でマイペースに勉強したい方にオススメです。
CLCにご興味のある方は成果が上がる留学にお気軽にご相談ください。
より詳しくお知りになりたい方は、お気軽に無料留学相談フォームもしくはLINEよりお問い合わせください。また、随時オンラインでのご相談や説明会も承っておりますので、是非ご利用ください。
