フィリピン留学ブログ

【学校訪問】バギオからセブに乗り込んできた老舗校!B’Cebuを徹底取材!

コロナ明けの2023年7月にオープンした学校ながら、収容人数は300人で、将来的に650人まで収容できる大規模校としてセブのマクタンエリアに設立されたのがB’Cebuです。

実はこの学校は、バギオで3キャンパスを展開する老舗校BECIが、セブに進出して設立した学校です。既にノウハウも資金力もある学校が、ついに激戦区のセブに乗り込んできたわけです。

新設校とはいえ、設備の充実度、教育面の力を入れ方は既に何年も歴史を重ねたベテラン校と変わらないと言ってよいでしょう。それゆえに、セブ留学の構図を変えてしまう力を持っていると多くの業界関係者は見ています。

この度、そのB’Cebuに訪問させて頂くことになりましたので、さっそくレポートします!

どんな場所にある学校?

セブの語学学校があるエリアは、下記の2つに分けることができ、この2つのエリアは3つの橋で簡単に行き来することができます。

  • セブシティエリア
    中心都市であるセブ市周辺を指し、利便性の高い都会的な生活を送ることができます。
  • マクタンエリア
    セブ島の沖合に浮かぶマクタン島を指し、空港周辺は市街地、リゾート周辺は郊外ののどかな環境になります。

B’Cebuがあるのはマクタン島東岸付近となり、リゾートエリアからもほど近い場所になります。周辺は緑も多くのどかな印象を受けますが、徒歩7分ほどの場所にはスーパーマーケットやレストランなどが集まる“LG Garden Walk”という小規模モールがあり、さらに3分ほど歩くと大規模な開発が行われている“マクタンニュータウン”があり、各種テナントが入居するビルが立ち並んでいます。

リゾートエリアから近い場所にあるため、セブを代表するリゾートホテルのいずれにもアクセスは良好です。マクタン島のラプラプ市街まで車で15分ほど、セブシティ中心部までも車で1時間ほどの立地となります。

マクタンエリア屈指の大型キャンパス

B’Cebuはホテルを改装した建物を利用しています。周囲に高層の建物がないため、お部屋の位置によっては眺望は良さそうです。

さっそく中に入ってきましょう。

校舎

南国情緒が感じられる受付ですね。何か学校に用件がある時はすべてこちらの受付に申し出ることになります。

この受付は英語での対応となりますが、まずは英語で伝える努力をしてみて、もし伝わらないということが起これば日本人スタッフが対応するというのが基本となります。

英語を勉強にしに来たのに、日本人スタッフに頼りすぎて英語を使わなくなるというのは、多くの学校で悩みの種になっています。B’Cebuでは英語を使う機会を奪わないために、このようなルールにしているとのことです。

この建物、真ん中をまっすぐに貫く通路が配置されていますが、とにかく長いです。そして通路も広々としており、余裕のある作りになっています。

写真から建物の大きさを理解して頂けると思いますが、この建物が2つもあるのです!今はオープンから間もないため学生は多くありませんが、今後増えていくとフィリピンを代表する大規模校になることは間違いありません。

2階部分が教室があるフロアとなり、上階が学生寮があるフロアになります。

フィリピンの地図には、B’Cebuのルーツがあるバギオの姉妹校3つと、セブのB’Cebuが描かれています。

バギオの3キャンパスは、一つ一つは100名規模ですが、セブのB’cebuは650人と一気にフィリピン留学最大規模校になりました。

掲示板には、学校からのお知らせやアクティビティの募集などのチラシが貼られています。

ユニークなのは近隣のお店や配車アプリの登録方法など学生にとって有益な情報が掲載されているコーナーがあります。新入生は、まずはこの掲示板を見て情報収集するとよいですね。

学生数が多い大型校になると学生から質問されたら答えるというやり方では、スタッフはパンクしてしまいます。そのため、積極的に情報を提供することで、学生からの質問量を減らしてより優先度の高いサポート業務に時間を割くように工夫されています。

マンツーマンレッスンの教室が集まるエリアです。まだ新築の匂いがしました。

各部屋に換気扇がついていますが、細かく部屋を区切る個室タイプのマンツーマンの教室は、エアコンの冷気がうまく全室に回らず室温が高い部屋が出てきます。そのため、冷気を換気扇で強制的に引き入れて快適な室温にしているわけです。

マンツーマンの教室は個室タイプになり、他人の目線も気にならず、周りの話し声も低減されるメリットがあります。

グループクラスの教室はガラス張りになっています。

オープン当初は中が見えるガラスだったようですが、隣のクラスが気になるという声が多く、すりガラスに変更したそうです。学生の声を聞いて、速やかに改善するB’Cebuの姿勢はさすがです。

グループクラスの教室は、他校に比べると広めです。

ライブラリー&自習スペース。とてもおしゃれな空間ですね。

実際に使用されるテキストが置かれており、今後使うテキストを見て学習内容を把握できたり、新たな興味を持つきっかけになるようになっています。

自習室は物を置いて離席することも多く、残念なことにどの学校でも盗難事件が起きる可能性がある場所です。B’Cebuでは自習室にもセキュリティカメラが設置されており、防犯に力を入れています。

オリエンテーションやレベルチェックテストなどにも使う多目的ルーム。

ダイニング・食事

B’Cebuでは毎日3食が提供されます。

ダイニングスペースでは丁度ランチの時間でしたので、ご馳走になりました。

ビュッフェスタイルのため、食べたいものを食べた量盛り付けることができます。品数もかなり多く、ベジタリアンにも問題なく対応できるとのこと。ドリンクも4種類ほどから選べるなど、学校給食としてはかなり充実した内容で満足度も高いです。さすがは大規模校です。

ケータリング企業で作られたメニューを利用しており、キャンパス内では調理していないとのことですが、味も良く量も十分でしたので、個人的には満足できる食事でした。

カフェテリア・売店

学校内にはカフェもあります。近隣の一般のカフェより少し安い値段設定になっており、わざわざ外に行かなくても美味しいコーヒーが飲めると人気となっているとのこと。

放課後に友達とくつろげる場所が用意されているのは、交流が進んで素晴らしいですね。

こちらは売店です。スナック、ドリンクなどの食品以外にもトイレットぺーパーやシャンプーなどの日用品が販売されています。

B’Cebuは徒歩10分ほどの距離にスーパーマーケットやドラッグストアがある小規模モールはあるのですが、近所にコンビニはありません。そのため、校内の売店はありがたい存在です。

スポーツ・レクリエーション施設

B’Cebuには勉強で疲れた体をリフレッシュできるスポーツ施設も各種用意されています。

スポーツジムも設置されています。正直なところ、様々なものが大規模だったのにスポーツジムは規模が小さいかなと思ったのですが、まだ完成形ではないとのことです。学生数の増加に伴いトレーニング機器も増やしていくそうです。

駐車場がある場所には卓球台が設置されています。

屋外にはバスケットボールコートも用意されています。スポーツは英語でうまくコミュニケーションがとれなくても外国人の学生と仲良くなれる便利なツールです。暇な時はスポーツ施設に足を運んでみてください。

ちなみに向こうに見えるビル群がマクタンニュータウンで、近い距離にあるのがお分かり頂けるかと思います。

雨が降ってきたため写真映えしませんが、子供用のウォータースライダーもあり、お子さんには十分楽しめそうなプールです。

B’Cebuでは親子留学の受け入れも積極的に行っていくとのことで、より手厚いサポート体制を整えているとのことです。

プールの横にはダイビングショップもあり、週末にダイビングに出かけることもできます。

こちらのショップではスキューバダイビングのライセンス取得のための講習も受けることができるとのこと。留学中にライセンスを取得する人は結構いるので、スクールメイトを誘って受講してみてはどうでしょうか。

B’Cebuのキャンパスは2つの建物から成り立っていますが、1階部分はつながっています。

近い将来、この広々とした通路をダイニングスペースにして、両サイドに様々な店舗を入れてモールを作る計画があるとのことです。学校内にモールを作るとは驚きのアイデアですが、是非実現して欲しいですね。

学生寮

教室などの校舎部分の上のフロアが、学生寮になっています。同じ建物内の移動で済むため、雨天時や猛暑でも外に出る必要がなく快適です。

部屋のラインナップは豊富です。

  • 1人部屋
  • 2人部屋リビング付
  • 2人部屋
  • 2+1人部屋 (女性のみ)
  • 3人部屋
  • 4人部屋 (ジュニア用)

学生寮となるフロアに入ります。長い通路を見ると、この建物の大きさをより実感します。

お部屋のドアはすべてオートロックになっており、セキュリティ面でも安心です。

1人部屋。広さも十分に確保されており、何より新しいので気持ちがいいです。

エアコンは日本でポピュラーな室内機と室外機が別々のタイプ。高コストでも学生にとってより快適な設備にしてくれる学校の姿勢は素晴らしいです。

ちなみに他校の学生寮で一般的に使われるタイプは室内機と室外機が一体化しており、作動音がうるさい製品がほとんどです。

実はB’Cebuには1人部屋に対して目標があります。

フィリピン留学では多くの学校で1人部屋の数が少なく、繁忙期ともなれば半年も前から満室ということが起きています。プライベートを大事にしたい学生にとっては1人部屋は必須のため、1人部屋の予約がとれないばかりに学校を変えたり留学を諦めるということもあります。

B’Cebuではこの問題を少しでも解決できるように、1人部屋の設定数を多くし、繁忙期でも1人部屋の予約を取りやすい形にし、希望のお部屋を選べる留学にしたいと考えています。

B’Cebu スタッフ談

経営面から考えれば複数人部屋の方が部屋あたりの売上は高く、設備投資も少なくて済みます。しかし、B’Cebuでは学生の希望を叶えることを最優先とする姿勢から1人部屋を増やしていく方針が支持します!

2人部屋は2種類あり、ワンルームにベッドが2台設置される一般的な間取りの部屋以外に、リビングと寝室が別々になった“2人部屋リビング付き”があります。

リビングも寝室も「広すぎ!」と口に出てしまうほどの十分なスペースが確保された贅沢な作りです。スーツケースを開けっ放しにしていても邪魔にならないでしょう(防犯上やめましょう)。

リビングにはソファ、人数分の勉強机、十分な収納があります。寝室はベッド以外にも大型のハンガーラックが用意されています。

“2+1人部屋”。女性だけに用意されるタイプで、間取りとしては前述の“2人部屋リビング付き”のリビングにベッドを一台追加した形になります。

このお部屋の最大の特徴は、学生2名とフィリピン人1名(講師か職員)で生活できることです。一緒に生活を送ることで生きた英語に触れることができ、さらに平日夜にはこの部屋だけのクラスが行われます。

このスタイルのお部屋を提供しているのは他にはあまりないので、B’Cebuに行くなら是非オススメです。

通常の“2人部屋”です。勉強机は人数分あり、収納も十分なサイズです。机とベッド周りにコンセントがあるのでパソコンやスマホの充電でも不自由しません。

他のお部屋もそうですが、B’Cebuのお部屋にはベランダがあるので開放的な気分を味わえます。周囲に高層の建物がほとんどないため、敷地外の方角を向いたお部屋であれば基本的に景色は良いです。

3人部屋は、ニ段ベッドが2台設置されており、その内の1つは物置として利用されます。人数分の勉強机や収納もちゃんと用意されています。

バスルームはシャワーとトイレの間にガラス扉がある高級仕様。シャワーでバスルーム全体の床が濡れてしまうという他校ではよく起こりがちな問題も起きません。

またシャワーには浄水機能があるフィルタと水圧が強くなるシャワーヘッドが用いられています。綺麗な水でシャワーを浴びられるようにとの学校の配慮ですが、ここまで学生のためにコストをかける学校はあまり聞きません。強いこだわりを感じます。

学生寮のさらなるグレードアップ

今年の7月にオープンしたばかりのキャンパスですが、お部屋をさらに快適にしたいという意向で、驚くべきことにベッドなど家具の入れ替えを行っています。

新しい家具への入れ替えが完了した部屋へ学生を移動させていき、近い将来すべてのお部屋の家具を入れ替えるとのことです。

元々の部屋もまったく問題なく、新しくて快適そのものだと思うのですが、それで満足できないとは本当に凄いなと脱帽です。

勉強机がより使いやすいものに変更となり、冷蔵庫は冷凍室がついたワンサイズ大きいものに変更されます。

貴重品を収納できる金庫も人数分ついています。

ドア付近にあるハンガーラックも、靴を履くときに座れるタイプに変更されます。

ベッドも金属フレームのものから、木製に変わることで高級なイメージになりました。

3人部屋もニ段ベット2台ではなく、二段ベットとシングルベッドの組み合わせに変更となります。

2人部屋リビング付きのベッドも高級感のある木製へ変更になります。

教育の特徴

2023年オープンと聞くと教育面でのノウハウなどで心配があるかもしれませんが、B’Cebuは良質な学校が集まるバギオの老舗校BECIがセブに進出する形でのオープンのため何ら心配はいりません。20年を超える歴史でつちかわれたノウハウはB’Cebuにも引き継がれています。

例えばIELTSコースには保証コースがあり、最高IELTS7.0まで保証しています。これはノウハウのない新設校ができるレベルではなく、母体のBECIからノウハウが持ち込まれているのは明らかなことです。ESL (一般英語)でも同様にBECIの信頼性の高いカリキュラムが実施されており、高い教育品質を誇る学校だと言えます。

また、校則の厳しさについても、通常のコースとスパルタ式コースに分かれており、一定の自由度の中で学習を進めない方にも、厳しい環境でストイックに学習したい方のどちらでも対応できる幅の広さも魅力です。

設備が充実しており、またリゾートエリアから近いことから、親子留学でも人気が出てきています。

日本人スタッフ常駐でサポート面も充実

日本人スタッフの栗原さんは、以前大手留学エージェントにて長らく活躍されていた方なので、留学についての見識がとても深い方です。

前職で留学エージェントとして留学生をサポートしていましたが、実際に留学中の方達を直接サポートしたいと考え、B’Cebuに入社しました。オープン当初はやることも多く、様々なトラブルがありましたが、一つ一つ解決し改善することで、学校がよくなっていくことを目にするのは嬉しいですね。

B’Cebu スタッフ 栗原さん

とても優しく献身的な人柄ですので、サポートを受ける学生にとっても心強く安心できるだろうと感じました。

まとめ

メリット

  • 真新しく充実した設備があり、お部屋も快適かつ種類も多いため自分にあったタイプを選べる
  • 新しい学校でありながら老舗校が母体になっているため、講師陣、カリキュラムの質がしっかりしている
  • 現在のところ費用は安めと言え、コストパフォーマンスが高い

デメリット

  • インターネット速度があまり速くはない (インターネットが重要な人はモバイル回線を準備)
  • 周囲は人通りが多い場所ではないため、夜間は徒歩で移動せずにタクシー利用になる

こんな方におすすめ

真新しい設備の充実した大規模校で生活を送りたい方。信頼できる実績あるカリキュラムで学習を進めたい方にオススメです。


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