近年、小さいお子さま連れでセブ留学に行くという方が増えています。セブ留学は全寮制のため、通学や食事の準備も必要ない環境のため、家事から解放されて英語学習やリゾートを満喫することが可能な留学地です。
親子留学向けのコースを設定している学校は多くありますが、多くの場合は就学児向けであり、未就学児向けとなると数が少なくなります。さらに、1~3歳くらいですとコースの設定がなく、入学ができないという学校がほとんどです。
このため、1〜3歳のお子さま連れの方の多くは、セブ留学を諦めがちですが、まだチャンスはあります。保護者の勉強中、お子さまの面倒を見てくれるベビーシッターの手配ができる学校もあります。
この記事ではベビーシッターの手配ができる学校をご紹介し、1歳児をセブに連れていったこともあるスタッフが、小さなお子さま向けの情報を解説します。
ベビーシッターの手配ができる学校は一つしかない
以前は親子留学に力を入れている学校のいくつかが、ベビーシッターの手配を行っていました。しかし、コロナ禍の影響もあり、現在は1校のみが手配を行っており、貴重な存在になっています。
その学校はFirst English Global Collegeという日本人経営校です。2013年に開校した実績豊富な学校で、古くから親子留学やジュニアキャンプを得意としており、親子に優しいサービスで定評がある学校です。
ベビーシッターの内容
対象年齢 | 留学時に1〜3歳(4歳からはジュニアコースを受講) |
対応時間 | 平日 AM 7:30〜PM 5:30 |
場所 | 基本的に学生寮のお部屋(状況によりキッズルーム) |
申込期間 | 1週間から |
費用 | 5,000ペソ/週(2023年10月現在) |
備考 | お子様1名につき1名のベビーシッターが必要 |
平日の朝から夕方までの時間、つまり保護者がコースを受講している時間はベビーシッターが対応できる形になります。
場所
セブの空港やリゾートエリアがあるマクタンエリアにあります。マクタンエリアはリゾートがあることから、比較的にのどかな場所として紹介されることが多いですが、First Englishの校舎は新興開発エリアであるマクタンニュータウンのビル内に入居しています。
マクタンニュータウンは、オフィスビル・コンドミニアム・飲食店や商業施設が集まっており、徒歩だけで生活が完了できてしまう便利さがあります。また、このタウン内は24時間体制で警備員が巡回しており、治安面も優れているのが特徴です。
宿泊先
校舎があるビルと同じくマクタンニュータウン内にあるコンドミニアムに滞在することになります。ハイグレードなコンドミニアムで、真新しく大変綺麗な建物で室内も家具類がすべてそろっているため、快適に生活することができます。
セブのベビー用品事情
3歳以下のお子さん連れとなると、現地でおむつや、粉ミルク、離乳食などの入手が可能か心配になるかと思います。
紙おむつ
大型ショッピングモールに行けば、おむつは日本でもおなじみのパンパースやマミーポコ、メリーズ、グーンといった有名ブランドの商品が販売されています。ちなみにユニ・チャームが販売するマミーポコ (海外は赤ではなく黄色のパッケージ)は海外ではトップシェアを誇る人気商品で、販売しているお店も多いです。
粉ミルク
一般に使われているために様々なブランドのものが販売されています。しかし、日本製は取り扱っているお店が極めて限られるため、入手が難しいと考えた方が良さそうです。
離乳食
日本にあるようなレトルトパウチのものは販売されていません。一方、瓶詰めタイプのの離乳食や、お湯で溶いてペースト状にして食べさせるタイプが販売されています。お子さんの口に合わないことや、英語で書かれたパッケージのために中身が正確に判断できずアレルギーなどのトラブルが起きる可能性があります。短期間の滞在であれば日本から持参した方が安心できます。
日本と同じく白米を食べる文化のため、レストランではご飯 (Steam Rice)の入手は用意です。月齢が高いお子さんですと、ご飯と離乳食という組み合わせで食べさせることもできます。
フィリピンは子供に対して、とても寛大です。レストランやホテルなどではスタッフが気にかけてくれるため、何か注文がある時は頼んでみるとよいかもしれません。
ベビーシッターが手配できる学校について、いかがだったでしょうか。
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