「退職後は海外で生活したい」「国際ボランティア活動をしたい」「たくさん海外旅行にいってみたい」というアクティブシニアが増えています。その中でも若い時に行きたかった留学へ挑戦してみたいというと方も増えています。
留学と言えばまず思いつくのは欧米留学ですが、費用や現地生活のハードルが高く、また若者に交じって授業を受ける事に抵抗があることで断念してしまったという方も大勢いらっしゃいます。しかし、そのようなシニアの方にこそおすすめなのがフィリピン留学です。キーワードは“欧米留学とは全く異なる”ということ。
最近は60代~70代のシニアの学生さんもフィリピン留学に参加するようになっており、その満足度の高さリピーターが多い特徴があります。
メディアでも紹介され注目を集めるフィリピン留学が、シニアにおすすめな理由10個と、学校選びのポイントをご紹介します。
理由1 マンツーマン授業で周りを気にせず勉強できる

若い学生と一緒に勉強するのはちょっと…。ペースについていけるか心配…。そのように考えてしまう方も非常に多くいらっしゃいます。フィリピン留学では基本的に授業がマンツーマンとなるために、周りの目も気にならず、授業のペースも自分でコントロールできるのでストレスを感じる事無く受講できます。
理由2 超初級者でも安心
学生の時に勉強してから何十年も英語に触れてこなかったので忘れてしまったという方もご安心ください。フィリピン留学は6~7割の方が初級スタートのため、多くの学校の講師は初級者への対応にも慣れており、フィリピン人は南国気質の笑顔の耐えないキャラクターのため、外国人を目の前にしてもプレッシャーを感じにくい特徴があります。これは英語を使い慣れていない初級者にとって大変重要なポイントです。
理由3 ホテルやコンドミニアムを利用して更に快適に生活

フィリピンと聞くと質素な滞在先になるのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、ご心配はまったく不要です。学校によって学生寮として綺麗なホテルや高級コンドミニアムを利用しており、大変快適に滞在する事ができます。気になる食事も、最近では日本人の口にあう食事を提供してる学校が多く、市街地に立地する学校であれば周りに本格的な日本食レストランはじめとする各種レストランも多くあり食事でも困る事はありません。
理由4 シニアにも優しい1年を通して温暖な気候

フィリピンは常夏の国となり一年を通して海水浴ができてしまう気候です。年間を通して気温差も少ないため、体にも負担が少ない気候と言えます。暑いところが苦手な方であれば、避暑地の高原都市バギオという選択肢で快適に過ごすことができるでしょう。
理由5 日本から最も近い英語圏の国

フィリピンは日本から最も近い英語圏の国となり、日本から飛行機でわずか4~5時間の距離にあります。時差もたったの1時間しかないため、移動の疲れも欧米と比べてかなり軽減されます。1番人気のセブへは成田、関空、中部空港から直行便も出ておりアクセスも非常に便利です。
理由6 ロングステイにも最適な地
リタイヤ後は海外にロングステイしたいという方も年々増えています。リタイヤメントビザの取得も欧米と比べると格段にハードルが低く、物価の低いフィリピンやマレーシアといった東南アジア諸国は人気が高いです。どの国でもある程度の英語力があった方が生活しやすいため、将来はロングステイを考えている方が英語力アップと移住先の下見のためにフィリピン留学を選ばれています。
理由7 ゴルフ、マリンレジャー、マッサージも格安

日本では費用も高く、そう頻繁にはできないゴルフやダイビング、エステ、マッサージもフィリピンであれば格安で気軽にできます。留学中は英語の勉強だけでなく、放課後や週末も非常に充実した時間を過ごすことができるのがメリットです。
理由8 その他全ての費用が格安

娯楽だけではなく、学校費用、航空券代、食費、タクシー代など、ほとんどの物が格安となっているので、欧米留学では考えられない費用で充実の留学をすることができます。
理由9 自由でマイペースな生活を送れる学校もある
門限をはじめいろいろと厳しい規則がある学校も多くありますが、門限もなくお酒を寮内に持ち込める大人向きの規則を設定した学校もあります。また授業が半日のみで自由時間の多いコースもありますので、ゆったりと生活することも可能です。
理由10 準備も楽々

フィリピン留学の準備はビザの準備も不要で、両替も現地でスタッフが同行してくれますので予め日本で行う必要もありません。常夏の為に洋服もTシャツと短パン、そしてサンダルというスタイルが基本となりますので荷物も少なくて済みます。準備期間も2週間程度もあれば十分間に合ってしまうお手軽さも魅力の1つです。
シニア留学の学校選びのポイント
同年代はいるか?
周りがシニア年代ばかりの学校というのは残念ながらありません。どの学校に行っても、大学生から30代くらいの年齢がメインになるのが海外留学です。しかし、シニア年代の方から好まれる要素(コース、校則など)があれば、同年代の方がいる可能性は高まります。
※留学される時期に必ず同年代の方がいるか否かは、事前に学校に確認はできますが、確実性は保証できかねますのでご了承ください。
目的に合わせた適切なレッスン量か?
やる気がどんなにあっても1日10時間といったレッスンは、若い年代でも厳しいと感じます。1日の学習時間は、「レッスン時間+復習時間」と考えないと、レッスンの受けっぱなしとなり英語が身につくことはありません。しっかり復習できる時間数のレッスンとなると、4時間、多くても6時間くらいが適切と感じるシニアの方は多いです。
サポートはどの程度必要か?
学校によってサポートの手厚さには違いがあります。例えば、日本人スタッフの人数が多い日本人経営の学校ですと、比較的手厚いと言えますが、日本人比率が低い学校では日本人スタッフが一人しかいないという学校も多く、手厚いサポートは期待できないことがあります。物事を自分で解決できてしまう方や、あまり干渉されたくない方はサポートの手厚さは考慮に入れる必要はありませんが、海外生活が不安な方は気にすべきポイントです。
校則の厳しさは要チェック
いざ留学してみると子供扱いされているような厳しい校則に辟易してしまうシニアの方がいらっしゃいます。一方、自分を律するために厳しい校則の方が良いと考える人もいます。校則の厳しさで校内の風紀も変わってしましますから、学校選びの際には下記の校則の内容に特に気をつけてください。
- 外出や門限
平日の放課後に外出が許可されている学校でも、門限に違いがあります。スパルタ規則の学校を選ぶと平日は外出禁止ですし、セミスパルタ規則でもテストや自習などの課題クリアが外出の条件になっている場合があります。休日は外出できる学校がほとんどですが、門限の有無は学校によって分かれます。 - 飲酒
お部屋で晩酌したい方には重要な項目になります。学生寮内へのアルコールの持ち込みが禁止されている学校は多く、学校外部に設置されているホテルやコンドミニアムを選択すれば部屋で飲酒できる場合があります。 - 出席やテスト
レッスンを欠席するとペナルティがあったり、毎日小テストや課題、自習が義務付けられている学校もあります。マイペースに学習を進めたい方にとっては、あまり厳しいと窮屈に感じてしまいます。
これらのポイントを加味した上で、学校をお探しできますので、お気軽にご相談ください。
シニア留学オススメの学校
MeRISE(セブ・シティエリア)
日本人経営の語学学校で「社会人のための留学」をコンセプトにしているため年齢層も高くなり、落ち着いた雰囲気が魅力です。設備も非常に綺麗でセブ市街地にキャンパスがあるので便利な留学ライフを送ることができます。また小規模校のためスタッフのサポートも充実しており、シニアの方も安心して留学が可能になっています。
STARGATE(セブ・シティエリア)
セブの市街地の中心部にあり、アットホームさが魅力の日本人経営校。日本人スタッフやオーナーとの距離も近く、サポートの手厚さには定評があります。半日のみ授業のコースを設定するなどシニアの学生さんからも高い支持を集めています。
First English Global College(セブ・マクタンエリア)
日本で学習塾を経営をしている企業が母体となり、門限もなく厳しい制約もない大人がゆったり留学できる学校です。リゾートエリアから近い場所に立地しており、のんびりとした環境を希望される方にお勧めです。
Cebu Blue Ocean Academy(セブ・マクタンエリア)
オーシャンビューのリゾートホテル内にキャンパスを構えており、抜群の快適環境。しっかり勉強したい方向けの学校で、本腰を入れて英語を学びたいシニアにおすすめです。日本人スタッフのサポートも定評があるため現地生活も安心です。
EG academy(クラークエリア)
ゴルフ好きの方にお勧めなのがクラークエリアです。このエリア随一の便利な立地と綺麗なキャンパスには、ゴルフ練習場も完備しており、英語だけでなくゴルフレッスンを受講できるコースも設定されています。また同エリアには有名なゴルフコースがあり週末にはプレイすることができます。