フィリピン留学ブログ

ちょっと待って!その無料エージェントは本当に無料ですか?

留学費用を抑えるには、カウンセリング料や入学手続き代行手数料などのサポート料が必要ない“無料エージェント”を利用するのは必須ポイントと言えるでしょう。

派手に広告などを出している留学エージェントでは、サポート料だけで10万円以上することも普通にあるため、“無料エージェント”と聞くと、「怪しい…」と考える人もいるかもしれません。これは留学エージェントの利益の仕組みを知ると、特段不思議なことではないことを理解して頂けると思います。

下記のページでは、無料でも充実サポートを提供できる仕組みを細かく解説しているので是非ご覧ください。

なぜ成果が上がるフィリピン留学では、充実のサポートを無料で提供できるのか?

1. 留学サポート料は無料にできる留学エージェントの中にはサポート料やプログラム費など…

1. 留学サポート料は無料にできる留学エージェントの中にはサポート料やプログラム費などの名目やその他の各種サービスで手数料をとる会社もあります。その手数料の合計10〜20万円以上にもなる…

それでは、サポート料が不要の“無料エージェント”ならどこでも本当に格安で留学できるのかと言えば、実はそういうわけではありません。見えづらいところで費用を徴収したり、実費に手数料を加算していることはよくある話です。

なお、手数料を請求することは決して悪いことではありません。それらに対して、お客さんが納得して支払うのであれば、何ら問題はないことです。

また、手数料と名前がついていても銀行手数料は実費ですし、オプションとしてサポートを受ける場合は当然追加費用が必要です。しかし、顧客の錯誤を狙っているものや、契約後に明らかになるような手数料は良心的とは言えないでしょう。

この記事では、手数料が実はかかっているかもしれないポイントを解説しますので、是非契約する前に確認してみることもオススメします。

1. 留学エージェント独自のキャンセル料がかかる

ここは結構多くの留学生が見逃しがちです。一度申し込んだ学校をキャンセルしたり、日程を短縮した際に発生するキャンセル料は実は複雑な構造になっています。

語学学校は規約にてキャンセル料を設定しているため、その分の金額は減って返金されます。そこに留学エージェントが独自にキャンセル料を設定していると、さらに返金額が減ることになります。

語学学校の規約は、どの留学エージェントを通じて入学しても同じですが、留学エージェントが定めるキャンセル料は、エージェントごとにばらばらです。「入学したら一切返金をしない」という規約になっている留学エージェントもあり、この場合は学校の規約で返金額があっても、一円も返金されないことになります。

突然の事情で留学がキャンセル、もしくは短縮になるということは誰にでも起こりえます。申し込み (契約)をする前に、学校の規約と合わせて留学エージェントの規約をチェックして、納得できる内容か確認しましょう。

2. 不利な為替レートを採用される

海外の語学学校の多くは、出発前に請求される費用をアメリカドルで設定しています。日本在住の人のほとんどはアメリカドルを持っていないため、留学エージェントはアメリカドルの料金を日本円に換算して請求するのが一般的です。

その際に留学エージェントはいずれかの為替レートを採用します。

  1. 仲値
    ニュースや投資情報サイトなどで目にする為替レートです。
  2. 銀行TTSレート
    銀行が海外送金を行う顧客に適用するレートで仲値より+1~2円(銀行や通貨による)になっています。学費の請求では最もお得なレートになります。
  3. エージェント独自レート
    TTSレートにさらに加算されたレートで、エージェントが任意に設定します。

注意すべきなのは3のエージェントが独自でレートを定めている場合です。

アメリカドルから日本円に換算した請求書を作成したタイミングから、学生が支払いを行い、預かった費用を学校に海外送金するまでの間にタイムラグがあります。この間に大きく為替が円安方向に動くと、学校への支払い金額が不足することがあります。これを為替差損と言いますが、この対策のために銀行TTSレートに$1あたり+数円程度加えるエージェントがあります。

為替差損を考慮したケースは理解できますが、銀行TTSレートに$1あたり+5円以上加えている場合などは、為替レートを利用して利益を大きくしている可能性があります。

学費が$5,000だった場合に、採用される為替レートによって支払額は下記のように変わります。

採用レート日本円換算額 (お支払額)TTSレートとの差額
銀行TTSレート
$1=140円
700,000円
独自レート
$1=142円 (+2円)
710,000円+10,000円
独自レート
$1=145円 (+5円)
725,000円+25,000円
独自レート
$1=150円 (+10円)
750,000円+50,000円
※仲値が$1=139円だった場合

為替レートは$1あたりに加えた金額は数円ですから、あまり気にもとめないかもしれませんが、留学費用のような大金になると支払額の差は歴然としてきます。必ずチェックするようにしましょう。

チェックする為替レートに注意

留学生の方から「請求書のレートが悪いので変えて欲しい」との連絡を頂くことがあります。しかし、多くの方が参照しているのはYahooファイナンスなどの投資情報サイトやニュースで目にする為替レートです。このレートは銀行間取り引きレート(仲値)のため、一般の企業や個人の取り引きには適用されず、もし仲値で学費を日本円換算してしまうと学校への送金額が不足してしまうことになります。そのため、学生にとって最も条件が良いレートは銀行TTSレートだとお考えください。

銀行間相場と対顧客相場 | 公益財団法人 国際通貨研究所
https://www.iima.or.jp/abc/ka/16.html

3. 航空券や海外旅行保険の購入を指定される

航空券や海外旅行保険は、今ではネットで購入することで最も格安で購入することができます。

しかし、留学エージェントには学校を申し込むと、航空券と海外旅行保険をセットで手配してくれるサービスを実施していることがあります。ここで注意したいのは必ずその2つをエージェントを通じて購入しなければならず、自分で手配することを禁じてくる場合です。この場合、その航空券代や保険代はエージェントへの報酬が含まれていたり、利益を上乗せされた金額である可能性があり出費が大きくなる場合があります。

自分で手配するのが面倒だからというのであれば便利なサービスですが、留学費用を抑えたいと考えている人には、知らぬ間に出費が増えていることになります。

費用を抑えたい場合は、留学エージェントが紹介してくれる航空券を販売する旅行代理店や、保険代理店を利用することは問題ありませんが、自分で手配してもよいかを確認しましょう。すぐにOKしてもらえない場合は、何か都合の悪い事情があるのでしょう。OKしてもらえた場合は、見積もりを比べて納得した場所で購入するようにしましょう。

4. クレジットカードの利用手数料がかかる

最近は留学費用をクレジットカードで支払いたいと希望される方が増えています。 留学費用は高額な支払いになることが多いため、何としてもポイントを貯めたいと考える人も多いことでしょう。

ただし、ここで注意したいのがクレジットカードを利用した場合に“クレジットカード使用手数料”が加算される場合です。

クレジットカードで決済すると、その決済額の数%がカード会社の利益となります。つまり、決済額すべてが留学エージェントの手元に入るわけではなく、数%の手数料をクレジットカード会社に徴収されてしまうというのがクレジットカードの仕組みです。そのため、クレジットカード払いと現金払いを比較すると、留学エージェントにとっては現金払いの方が利益が多いことになります。

一部の留学エージェントでは、この手数料分を留学生に負担させるために“クレジットカード使用手数料”を設けていることがあります。この手数料が加算されると現金払いよりも支払い額が高くなることになります。

ポイントを貯めるためにクレジットカード決済した人にとっては、この手数料による加算額の方が付与されるポイント額よりも高額なために、何のためにクレジットカード払いをしたのか分からなくなってしまいます。

クレジットカード会社 (決済代行会社含む)が、留学エージェントのような規模の企業との加盟店契約で設定する手数料は、決済額の3~4%であることが多いです。しかし、一部のエージェントはこれを有に超える5%以上の“クレジットカード使用手数料”を設定しているケースもあり、この差額は留学エージェントの利益以外の何物でもありません。

学費が700,000円だった場合に、手数料率により実際の支払額は下記のように変わります。

支払い方法支払額最安値との差額
クレジットカード
(手数料なし)
700,000円
(ポイントで実質693,000円)
銀行振込700,000円
+振込手数料
+0~880円
(銀行により異なる)
クレジットカード
(手数料3.5%)
724,500円
(ポイントで実質717,255円)
+24,500円
クレジットカード
(手数料5.0%)
735,000円
(ポイントで実質727,650円)
+35,000円
※クレジットカードのポイント付与が1%の場合

さらに、日本国内においては、消費者に対してクレジットカード利用手数料を求めると、クレジットカード会社との加盟店契約違反に当たる恐れがあります。

クレジットカード手数料(加盟店手数料)とは、クレジットカードが使えるお店(加盟店)が、加盟店契約を締結しているクレジットカード会社に支払う手数料のことです。

加盟店は、クレジットカード会社と加盟店契約を結んでおり、日本国内のカード会社では、会員がカードを提示して取り引きを求めた場合、現金取引を行う顧客と異なる代金を請求してはならないことを、加盟店側の守るべき規約で定めていることがあります。

このような場合、商品やサービスの代金として表示している価格とは別に、クレジットカード手数料を消費者に対して求めることは、加盟店規約違反になる可能性があります。

独立行政法人 国民生活センター

様々なところで手間が掛かることに対して費用を徴収するというのは正当なビジネス行為です。しかし、“無料エージェント”と謳っておきながら、実は見えずらいところで手数料を課しており、留学費用が高くなっているという罠には注意が必要です。

5. 成果が上がる留学は本当の無料エージェント

弊社は誤魔化しのない無料エージェントです。

銀行手数料などは実費以外の費用は請求しておりませんし、留学生が希望しないオプションサービスを無理やりセットにすることもしておりません。また、為替レートについても必要のない加算はいたしません。

さらに、特典もありますので圧倒的にお得でコストパフォーマンスがよい留学が可能です。詳しくは詳細は下記の記事をお読み頂き、ご確認いただければ、良さが分かって頂けるかと思います。

弊社がお得で安心なエージェントである7つの理由

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「フィリピン留学するなら費用をなるべく抑えたい。もちろん、安心は大事」と考えて、留学を検討中の方は多いことでしょう。留学プランを立てるときに、学校の費用はみなさんチェックしていますが、エージ…


無料エージェントのチェックポイントについて、いかがだったでしょうか。

成果が上がる留学では、どこよりも詳しい知識と豊富な経験をもとにプロの目線から失敗のない留学プランをご提案します。どんな質問や相談でも構いません。お気軽にお問い合わせください。

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