フィリピン留学

住む場所

僕はオーストラリアに約8年、フィリピンに約3年生活しており、海外旅行も趣味なのでかれこれ30カ国程度訪れました。

日本人としては海外経験が豊富な方に入るかと思います。そんなこともあり、よく「海外で暮らすってどんな感じですか?」「どの国が住んでみて一番いいですか?」というようなことを訊かれます。

将来は海外に住みたいという希望される方が非常に増えてきたように感じます。そこで今回は個人的な意見になってしまいますが、よくご質問頂く3つの質問に回答していきます。

1.日本、フィリピン、オーストラリアでどこに住みたいですか?

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A. 楽しい友達と仕事があればどこでも良い。

オーストラリア:

オーストラリア特に僕が暮らしていたメルボルンは世界の住みやすい都市ランキング6年連続1位(2011年~2016年)に選ばれる魅力の都市です。街は綺麗ですし、インフラも整っており、治安も良く、世界中から人が集まってきて刺激的ですし、物価は高いですが都市としては成熟しており快適な生活を送ることができます。

友達もたくさんいますし、永住権も会社もあるのでいつでも戻ることができるので、セブにいる今でも戻りたいと思うことも多いです。

フィリピン・セブ:

一方セブは、メルボルンに比べると発展途上国ということがあり、インフラは弱いですし、生活環境はワイルドになることが多く、また生活していても妥協をしないといけないことが多くあります。それと実際独力で生活しようとすると、生活費は思ったほど安くないという現実もあります

しかし、発展途上ならではパワフルさを感じる超刺激的な経験ができます。常識も日本とは全く異なるので戸惑うことも多いですが、その場の対応力とより広い視野、価値観を身に着けることができ、自分の成長を感じやすく刺激的で気に入っています。

日本:

快適性で言えば日本を超える所はないでしょう。友達も家族もいますし、言葉や文化の壁はありません。外国人がわんさかやってくる日本は世界的に見てもものすごい魅力的な国だと思います。なぜかよくわからないのですが、日本の事を悪く言う日本人が海外には多いのですが、世界規模で見れば日本は生活レベルは相当高く、社会保障もかなり高いレベルにあります。

昔の日本より今の日本の方が住みやすい

また、現在の日本を憂う人もこれまた多いのですが、全体的には圧倒的に現在の日本の方がモラルも高いですし、安全で、仕事・起業のチャンスも多く、生活しやすいと思います。マスコミが流す情報は間違いも多く、しっかり調べてみれば現在の方が圧倒的に生活しやすと思うので、将来は日本で暮らすのも大きな選択肢になっています。

というように、住めば都ということもありますが、友達と仕事があればどこでも楽しく生活することは十分に可能と考えてます。

ただ、世界を自分の目で見ると価値観や思考に厚みが出るので海外に出ることはおすすめします。

2.旅行で行って楽しかったのでその国に移住・永住したいのですが・・・

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A. 旅行と実際に生活するのでは雲泥の差がありので注意が必要です。

僕は海外旅行も趣味で、オーストラリアや東南アジアでバックパッカーの経験もあるのですが、旅行ではバックパッカーなどで1つの都市に数か月住んだとしても、それは非日常です。また、お客さんとしての立ち位置でいる限り優しくしている人は非常に多く、旅人同士は同じ目的から親近感がわくので仲良くなることもも多く、逆に嫌な人に会う方が圧倒的に少ないです。

実際に生活するとトラブルも格段に増える

しかし、実際に生活・定期的な仕事をすると利害関係が生じることもあり、旅行のように次々に仲間ができることもありません。さまざまなトラブルに巻き込まれる事もあります。

また、どんなに素晴らしい都市であっても日常になると、旅行の時のような刺激は無くなります。

日本でなんの努力もしなかった人が海外にいっただけ何か大きなチャンスがあると思うのは間違いです。海外では外国人となり、基本的に外国人はディスアドバンテージの方が大きいです。

どこに住みたいかというより、そこで何をしたいかが重要

海外に長期間住む・永住するということは、そこで何をしたいのかが重要です。よくオーストラリアに永住するのが目的ですという方もいるのですが、これはビザエージェントの方も必ずいう事ですが、永住権はあくまでも手段であり目的にすべきではありません。オーストラリアにいさえすれば幸せということは先進国日本の生活をしている人であればまずありえません。

永住権を取った後の生活を考えることが必要になりますし、永住権のハードルはかなり高くなります。

その国の人と結婚して移り住む場合は、パートナーのサポートが手厚いことがあることが多いのでそのハードルはかなり下がりますが、独力でその道を切り開くという場合のハードルは低くはありませんのでそれなりの覚悟が必要になります。

リスクはあるがリターンも大きいのは事実

ただ、もちろんその経験を通してでしか得られない貴重な経験が得られます。またチャンスも格段に広がるのも事実で、日本にいたら実現できない様な大きなことも成し遂げられるチャンスもあります。

3.海外に移住するにあたり重要なことは何ですか

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A. 自分を変えることができるかどうかがカギになります。

上記のように海外生活は一長一短です。日本の常識は世界の非常識というように、常識が異なっている文化の壁や言葉の壁があります。快適性を求めるなら日本が一番であることが多いです。

海外生活も1-2年程度であれば、周りの刺激が多く、勢いで何とかなってしまうケースもあるのですが、3年以上となるとどこに住んでいてもそこが完全なる日常になり、マイナス部分も多く見えてきます。その際に「日本では~」と言っても全く意味がありません。

そこに国に合わせたスタイルに自分を変える必要があります。これは自然にできる人とものすごく苦労する人がいるので、必ずしも苦労しないといけないということではありませんが、後者であった場合、ここで躓いてしまい日本に戻っていく人もまた多いのも事実です。

住む場所が幸せにしてくれるわけではない

ただ、僕個人としては人生の正解は1つではないので、世界のどこに住んでいても幸せにならないといけなく、「海外に住めなかったから」、「あそこに住めさえすれば~」と愚痴をいっていると幸せにはなれません。

最も重要なのは英語力でも、頭の良さでもなく、自分の心のコントロールだと思います。

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この記事を書いた人

石原 智之

石原 智之

2006年にオーストラリアにワーキングホリデーで渡り、留学カウンセラーとなり3,000人超えの留学サポートを行う。2009年よりフィリピン・セブ留学手配を開始し、2013年にオーストラリア永住権取得。現在セブ島に常駐して、フィリピン・オーストラリア留学カウンセリング、現地サポートを担当。 » スタッフ紹介