フィリピンネタ

フィリピンの物価

フィリピン留学の魅力はマンツーマン授業と何といってもその格安さが挙げられます。

確かに、欧米留学に比べて留学費用は半額位で済んでしまいますので魅力の留学であるのは間違いありません。

物価も全体的にみれば日本と比べて格段に安いので、フィリピンで暮らしているというと大体「フィリピンでは超リッチな生活が送れますよね」とか「貯金がものすごく貯まるでしょう」と言われことが多いのですが、現実は意外なことにちょっと違います。

輸入製品に頼るので物の値段は意外と高い

この物価の安さの原因は人件費です。大卒の初任給は20,000円/月程度です。日本の10分の1程度です。

しかし、フィリピンには製造業があまりないので、様々なものを輸入に頼っています。そんな事情があり意外とものが高いのです。身近なもので高いと感じるものは下記のものがあります。

車:日本車は非常に人気がありバンバン走っていますが、同じ車種を買うなら日本の方が安いです(為替にもよりますが)。ガソリンは現在1リットル100円弱なので安いですね。ただ日本はガソリンに対する税金が高すぎなのが問題でもあります。

家電:これも日本で購入できるものは日本の方が安いです。例えばiPhoneなども日本で買った方が安いです。
ただ、Sumsongなどは東南アジア向けに廉価版のスマホやタブレットを出しているので日本では入手しにくい低価格帯の商品があります。

薬:これも多くは輸入品なので高いです。僕もオーストラリア時代から血圧の薬を飲んでいるのでいるのですがオーストラリアで購入するのと殆ど一緒の値段となります。
ただ、こちらはばら売りがされていて、1錠から購入できるという点で違いがあります。

レストラン:地元の人が行くカジュアルレストランは安いところもありますが、外国人は入るのにちょっと勇気がいる感じです。外国人がよく行くレストランは夕食であれば豪華なものを食べずとも1食1,000円程度はかかることが多いです。ちなみにセブは現在ラーメン激戦区となっており、1杯800円~1,000円のラーメンがバカ売れしています。もちろん、お客さんの多くは中流以上のフィリピン人です。

電気代:これは本当にめちゃくちゃ高いです。フィリピンの電気代はアジアで一番高いとも言われる位高く、日本と比べても高いかなと思うレベルです。

安いのは人件費が多くを占めるサービス

もちろん、全てが高いわけではありません。人件費は安いので、料金の中で人件費の割合が多いサービスは安くなっています。身近なものでいえば

マッサージ:1時間150ペソ(約375円)程度からあります。ただ初めてのフィリピンという方が安心していけるところは300ペソ(約750円)程度からとなっています。また、マッサージの質は高級店以外はかなり個人差があります。

語学学校:これも先生の人件費が安いことから、欧米ではまず体験できない長時間、マンツーマン授業を格安で受講できます。講師に必須の資格はないので、しっかり教育に力をいれている学校を選ぶことをおすすめします。

マリンレジャー:ショップによって値段の差はありますが、セブでは多くのスタッフがついて至れり尽くせりのサービスを行ってくれることが多いので、コスパは非常に高いものがあります。

ベビーシッターやヘルパー:日本では高くてなかなか雇うことができませんが、セブでは月3,000ペソ(約7,500)程度から雇うことができます(内容によって料金は変わります)。しかし、その質は日本と比べると低いことが多く、安心して任せられる人を探すのに苦労するケースが多いです。また日本語ができる人はあまりいませんし、いても費用が高くなることが多いです。

映画:人件費は多くふくまれないですが、日本と比べて安いです。ハリウッド映画などでも250ペソ(約625円)程度でみることができます。ただし当然日本語の字幕はありません。英語の勉強としていきましょう。

フィリピンで日本レベルの生活を送るの必要な予算は?

以上のようにフィリピンであればすべてが安いというわけではありません。

留学生として生活している分には本当に安く生活できるのは事実ですが、実際に自分で住む、ビジネスをするとなると意外とお金はかかってしまいます。

もちろん、生活レベルを極端に下げて切り詰めれば月4-5万円で生活することもできるかと思いますが、生活がかなり制限されます。

日本での一般的な生活レベルをキープしようと思えば、家賃などすべて含めますと

月10万円~15万円は最低かかります。

これでも日本の生活レベルからすると特に贅沢な生活ではありません。

ちょっと贅沢な生活をという場合は月30万円位は必要になるかと思います(もちろん個人差がある話ですが)。

最近ネットでも話題になっていますが、フィリピンなら物価も安いからという理由で、下調べすることなくフィリピンに移住してきて行き詰ってしまう日本人が増えているようですのでここは注意していただきたいポイントです。

フィリピン留学は全寮制で食事もすべて入っていることが多く生活費も予想しやすいのですが、自分で生活しようとなると上記のような点を考慮する必要があります。

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この記事を書いた人

石原 智之

石原 智之

2006年にオーストラリアにワーキングホリデーで渡り、留学カウンセラーとなり3,000人超えの留学サポートを行う。2009年よりフィリピン・セブ留学手配を開始し、2013年にオーストラリア永住権取得。現在セブ島に常駐して、フィリピン・オーストラリア留学カウンセリング、現地サポートを担当。 » スタッフ紹介