フィリピン留学

海外インターン

フィリピン留学の殆どの学校にはインターンという制度があります。

これは半日学校のスタッフとして仕事をして、半日授業を受けるというもの。就業期間は学校にもよるのですが、短くて3か月、長くて1年となっており平均は半年となっています。

インターンに参加する目的は?

インターンを希望する人は非常に多くおり、その目的は大きく分けると2つに分かれます。

1.留学費用をかけずに留学するため

留学には当然費用がかかります。フィリピン留学は費用は欧米留学に比べると格段に安いですがそれでも数十万は必要となります。しかし、インターン制度を利用すれば、授業料、寮費、食費などが無料になるので留学費用をかなり圧縮することがで、留学費用をかけられない人、かけたくない人には魅力の制度です。

2.海外での就業経験を積むため

インターンは実際に学校のスタッフとして働くことになるので、海外での就業経験を積むことができます。しかも、多くの場合は英語力はそれほど高くなくてもOKな場合もありますし、日系の学校などでは上司も同僚も日本人が多くなり、日本語でのコミュニケーションが主になり、海外の第一歩として安心感があります。

海外で生活していたというだけでは全く強みにならない、むしろマイナス

何十年か前であれば、海外で生活していたというだけで価値を見出せたこともありました。

しかし、今は海外が本当に身近になり、ワーキングホリデーなども含めて1-2年海外で生活することは、国内旅行と殆ど変わらないレベルまで下がってきます。気軽に海外に行ける時代になったのは嬉しい事で、現在は日本人は世界中どこにでもいますし、インターネットの普及により情報もあふれ簡単に快適に生活することができます。しかし、その分滞在中に何をしていたのかを問われるようになりました。

帰国後の就活で「海外で1年間生活していました。」とアピールしてもその内容がしっかりしたものでないと、「楽しい休暇でしたね」と言われむしろマイナス評価を受けることも少なくありません。

ただで勉強できるという感覚のインターンは価値が低い

上記で1に当てはまるパターンの方に多いのですが、無料で勉強できるからという理由だけでインターンに参加する人の場合は、学校業務に対してモチベーションが持てず、言われたことを淡々とこなすだけになるケースがあります。

そうなるとせっかくいろいろと海外での仕事が学べるチャンスがあっても、学ぶことはできません。仕事は面倒なものという認識のまま終わります。

また、フィリピン留学は基本的には全寮制になり24時間体制の職場なので仕事はハードになることもあります。そうなると、目的としていた授業も集中できず、予習時間も確保できず、結局英語の勉強も中途半端になってしまい、当初の目的が全く達成できないことになります。

こうなってしまうと、何もかもが中途半端で、このインターン期間が将来の武器に全くならないという結果になります。

仕事を中心に考えるインターンは成果を出しやすい

一方インターンの目的を海外での仕事にフォーカスをおいている人は、与えられた業務でも高いパフォーマンスを残すことが多いですし、そうなればもっと高度な仕事を任される可能性が出てきます。そういった経験は将来の就職の際に業務経歴書にもしっかり書くことができます。

また、高度な業務になってくれば、英語力も求められるために、英語の勉強へのモチベーションも上がります。通常の学生の半分しか授業を受けていなくても、英語力の伸びは通常の学生を凌ぐインターンも少なくありません。

このパターンになる人はこのインターン制度を最もうまく利用できたことになります。

学校によってインターンのポジションは大きく異なる

では、自分は海外就業経験を積みたいタイプなのでインターン制度を上手く使える!とテンションが上がっている方も多いと思いますが、ここで1つ注意点があります。

それは学校によってインターンのポジションが大きく異なるという点です。学校によってはインターンを単なるコマとして考えており、与える仕事は雑務のみというところもあります。

一方、インターンであっても将来の正社員候補になっていたり、学校のイベントの企画や、エージェント対応など重要な仕事まで任せることを前提に考えている学校もあります。その場合はフィリピン人スタッフや講師を絡めた仕事も多くなるので英語を使う割合がぐっと大きくなります。

これは学校のWEBサイトを見てもなかなか判断ができないので、面接時などにしっかりと自分の希望とやる気を伝えて、学校が求める人材像とマッチするかを確認することが重要となります。

インターンに応募するには?

インターンの応募は下記のようなパターンがあります。

1.学校の公式WEBサイト経由で応募する

学校のWEBに募集と記載がなくてもメールをしたらちょうど募集しているというケースもあります。

2.在学中学校スタッフに声をかけられる

これが一番多いパターンですが、在学中に学校スタッフが一緒に働きたいなと思える学生に声をかけるケース。

3.インターン募集の情報を出しているWEBサイト経由で応募する

インターン募集情報のWEBサイトなどもあります。サイトによってはインターンの仕事が決まると料金がかかるサイトもあります。

インターン制度はうまく利用すれば、海外就業経験と英語力アップが格安でできる非常に優れた制度ですが、使い方を間違えると全く将来のためにならず、時間の無駄に終わってしまうケースもありますので、検討している方は是非いい結果が出せるインターン生活を送ってもらえることを願っています。

フィリピン留学,心配事・不安

この記事を書いた人

石原 智之

石原 智之

2006年にオーストラリアにワーキングホリデーで渡り、留学カウンセラーとなり3,000人超えの留学サポートを行う。2009年よりフィリピン・セブ留学手配を開始し、2013年にオーストラリア永住権取得。現在セブ島に常駐して、フィリピン・オーストラリア留学カウンセリング、現地サポートを担当。 » スタッフ紹介