フィリピンネタ

サリサリ

サリサリとは?

サリサリとはフィリピンの庶民向けのコンビニのようなお店の事です。

フィリピン全土のいたるところにあり、街中だけでなく、山岳部やスラム街にもあります。フィリピン留学をする際には必ず見かけるお店となります。

サリサリとは地元の言葉で「いろいろな」という意味とのこと。その言葉通りタバコ、ジュース、干物、アイス、お米、シャンプー、リンス、電池、薬、携帯のロード(プリペイドチャージ)、文房具などありとあらゆるものが売っています。

サリサリの謎

サリサリ

このサリサリは見ての通り、どこも非常に質素な作りになっており、地元の人が本当に頻繁に利用しているので、最初僕は近所のスーパーマーケットより少し安いのだろうと思っていました。しかし、実際に利用してみると

全てのものが近所のスーパーマーケットより高い!

外国人なのでふっかけられたのかな?と思って、フィリピン人の友人に確認したところ

「サリサリの店主は近所のスーパーマーケットで買ってきて、それに少し上乗せして売っているので、スーパーより高いんだよ。」とのこと。

ええええ!歩いて5分も行った所にあるスーパーで買えば安いのに・・・・

フィリピンは発展途上国で、庶民の平均賃金は低いのに物価は毎年上がり生活が厳しいと言っている方が非常に多いのが現実です。それなのに何故多くの人がサリサリを利用するのだろうか?

山岳部や交通の不便なところで、スーパーマーケットに行くのが面倒な立地であればわかるのですが、徒歩圏内にスーパーマーケットがあり、そちらの方が安く購入できるという状況のお店に多くのお客さんが集まっているのが理解できませんでした。

サリサリが利用され続けられる4つの理由

そこで、何故サリサリが利用されるかを周りのフィリピン人に訊いて回りました。その結果、下記の4つの理由があることがわかりました。

1.家に近い

一般的にフィリピン人は歩くのをとことん嫌います。

僕の家の近所にも徒歩6分位のところにスーパーマーケットがあります。もちろん、僕は歩くのですが、フィリピン人は自転車タクシー(自転車版サイドカー)を利用する方が多いです。

当然無料ではなく、1回10ペソ(約25円)程度するようで、往復で使えば20ペソ(約50円)かかります。彼は歩くのが本当に嫌いなので、徒歩6分の場所でも自転車タクシーなどを使うことを前提に考えている節があるので、その金額を考えるとサリサリの方が安いと考えるところもあるようです。

彼らがお金持ちとだと思っている外国人が歩いている横をフィリピン人が自転車タクシーで通り過ぎていくのを良く見かけます(笑)

2.量り売り・小売されている

シャンプー、洗剤、コーヒーなどは1回分の小パックに入ったもので売られています。

またお米も100グラム単位、タバコは1本単位で購入することができるので、1回の出費は最低限の抑える事ができます。もちろん、一気に購入すれば結果的に安くなるのですが、手持ちのお金をなるべく減らしたくないと考えると、小売りはありがたいとなりますね。

3.ツケ払い、値引きができる

店主と信頼関係ができるとツケ払いができるようになり、値引いてもらえることもあるようです。フィリピンは都市部でもまだ村社会的な文化となっており、近所はみんな顔見知りということも珍しくありません。

なので顔見知りになり信頼関係ができるツケ払いができるようです。

また、在庫状況などでは割り引いた金額で販売してもらうこともできるようです。

4.社交場として利用している

サリサリの前にはベンチが置かれていることもあり、そこでジュースやビールを飲んだりすることもできます。また、井戸端会議となることも多く、近所の社交場になっています。村社会のフィリピンではこういう場は非常に重要となるために、サリサリに行ったついでに生活の情報交換をしている方も多いようです。

フィリピン留学中は学校外でも英語の勉強をしよう

なるほど。こう言われてみると、サリサリの経営が成り立つのも分かります。日本の感覚だと「なんでこんな商売が!しかも、フィリピン中いたるところに!?」と疑問を感じてしまうのですが、まさにところ変わればですね。

留学に来た際は英語の勉強だけではなく、こういった日常生活の疑問も調べてみるのもいい勉強になりますよね。

もちろん、調べるのも英語を使うので、これまた英語の良い勉強になりますし、実践的な英語を学ぶ事ができます。

是非皆さんもフィリピン留学に来た際には、フィリピンと日本の違いなどについて調べてみてください。

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この記事を書いた人

石原 智之

石原 智之

2006年にオーストラリアにワーキングホリデーで渡り、留学カウンセラーとなり3,000人超えの留学サポートを行う。2009年よりフィリピン・セブ留学手配を開始し、2013年にオーストラリア永住権取得。現在セブ島に常駐して、フィリピン・オーストラリア留学カウンセリング、現地サポートを担当。 » スタッフ紹介