フィリピンネタ

セブ安全対策会議

2015年12月9日にセブにあります日本国領事館で開催された「セブ安全対策会議」に出席してきました。

この会議は年間3回(来年から年2回)領事館主催で開催される会議で、セブ中の語学学校、留学エージェント、ジャパニーズヘルプデスク(病院での日本語サポート)、領事館のスタッフが一同に参加する大きな会議です。

ここでは、最近学校や領事館に入った治安などの情報が発表され、留学生に対して最新の治安情報を提供できるようにすることを目的としています。

日本人が巻き込まれた大きな事件や犯罪は無かった

今回の会議でも日本人が被害にあった大きな犯罪や事件は報告されませんでした。

フィリピン・セブは治安が心配と言われることもあります。しかし、常に数千人という日本人の留学生が生活しており、学校によっては門限もなく、自由に生活できる環境にあることもありますが、それでも大きな犯罪に巻き込まれるケースは幸いな事に報告されていません。

もちろん、日本程安全な国は世界中に殆どないので、海外にいるという認識は常に必要ですが、留学生としての生活をしていればそれ程心配はいりません。

報告された被害とは?

とは言え、全く何も起こっていないということはありません。今回報告されたケースを紹介します。

1.スリの被害

ケース1:大型ショッピングセンターで休憩中にカバンから少し目を離した隙にカバンを開けられて財布をすられた。

これはフィリピンに限らず、欧米含めてよくある事です。例え短時間であってもカバンから目を離して席を外したり、椅子の後ろにかける行為はスリの被害に遭いやすくなります。スリはプロなのでどの角度であれば見えないか、今注意が他に向いているなどを見ているので、注意が必要です。

ケース2:繁華街で12歳位の少女4人が寄ってきて「マッサージ~」と言いながら体を触ってきて、必要ないと追い払うもその間にポケットから携帯を盗まれた。

子どもが寄ってきて、体をぺたぺた触りその間に財布や携帯を盗まれるという話はちょこちょこ聞きます。対策としては下記のものがあります。

対策1.常に周りに注意する。

夜出歩く時は、ちょこちょこ振り返ったり、人が寄ってきそうな気配がないか注意します。注意してるのがわかると相手もその人は注意しているので、止めておこうとなります。

対策2.立ち止まらない

彼らはポケットに手を入れて携帯や財布を盗むのですが、もしこちらが立ち止まらなければポケットに手を入れるのは至難の業です。ですから、彼らが体を触ってきたとしても、立ち止まらない事が重要です。

対策3.走って逃げる

実際に子供たちに囲まれてしまった場合などは、走ってその場から逃げるという方法も有効です。基本的に彼らは追ってはきませんし、強盗ではないのでナイフなどの武器などで脅してくることもありません。数十メートル走るだけで被害を避ける事ができます。

2.イカサマトランプ詐欺

これは定番の犯罪なのですが、ショッピングセンターに1人でいると、「今何時ですか?」「日本人の方ですか?」などと優しそうな笑顔で話しかけてきます。

その後「今度家族が日本に行くので、その際の書類の翻訳をして欲しい」、「家族に日本に興味のある人がいるので、日本の事を教えて欲しい」などと、巧みに話を進めて家に誘ってきます。

そして家について行ってしますとトランプのギャンブルを勧めてきて、イカサマを使って大負けさせられ、金品を取られたり、ATMで現金を下ろさせてお金を奪われるというものです。

しかし、この犯罪の手口は判で押したかのように同じ流れになるので、あらかじめ知っておけば容易に避ける事ができます。

1番重要な事は、ショッピングセンターで話しかけて来た人には絶対について行かないという事です。

その手口詳細は下記のページにまとめているので是非チェックしてみてください。

【フィリピン留学前に絶対知っておくべき「トランプ詐欺」の手口を大公開!】

3.弾丸混入事件

これはセブではまだ報告されていないのですが、最近マニラ空港で荷物の中に何者かに弾丸が入れられそれを空港の荷物チェックの際に指摘され、罰金を取られるケースが複数報告されています。

もちろん、被害者は日本人だけでははなく、フィリピン人も被害に遭っているようです。

確実なことはまだわかっていませんが、空港職員が小遣い稼ぎにやっているという情報もあります。荷物チェックの際に入れられた場合防ぐのは難しいですが、しっかり、荷物を見ておくことで抑止にはなると思います。

空港の荷物チェックの際には十分に注意してください。もちろん、知らない人から荷物を預かるのも厳禁です。

4.野犬に噛まれる

こちらは犯罪ではありませんが、念のために報告しておきます。

フィリピンには街中にも多くの野良犬がいます(なぜか野良猫はあんまり見ません)。

しかし、この野良犬は人になれていて脇を通っても全く反応しないケースがほとんどで、僕もセブには合計2年程滞在していますが今まで野良犬に噛まれたという話は1度も聞いた事がなく、相当レアなケースです。

ただし、フィリピンでは狂犬病がまだ根絶していないので、万が一のために野良犬に噛まれた場合、軽傷であっても必ず病院にいって治療を行ってください。

治療は注射と飲み薬になり、費用は数万円は最低必要とのことですが、全て日本の保険でカバーできます(ジャパニーズヘルプデスクスタッフ談)。ですので、やはり留学時には必ず保険に加入する事をおすすめします。

学生インターンのビザについて

フィリピンの語学学校には大体どの学校にも学生インターンという半日は学校スタッフとして働き、半日は学生というポジションの人がいます。

通常の学生さんは観光ビザと移民局が発行するSSPという許可証を取得することになります。

しかし、インターンの学生さんは半日であっても労働をすることになるので、観光ビザ+移民局が発行するSWPという労働許可証を取得する事必要となります。SWPは3カ月更新となり、最大6カ月まで有効となります。ただし、申請をしたら12カ月まで取得できたというケースも報告されているようです(ただ、こちらはあくまでも例外扱いとなります)。

ただし、学校により学生インターンの業務形態が異なり、法的にもまだしっかりした枠組みができていないようで、認識に違いがでることもあるようです。

ただ最近移民局ではだんだんルールが厳しくしてきている事から、学生インターンは業務形態に関わらずSWPを取得すべきというのが領事館の見解でした。

以上が今回の安全対策会議のまとめとなります。

フィリピン留学をする学生さんが少しでも安心して留学できるように、今後もいろいろと安全に対する情報を提供していきます。

 

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この記事を書いた人

石原 智之

石原 智之

2006年にオーストラリアにワーキングホリデーで渡り、留学カウンセラーとなり3,000人超えの留学サポートを行う。2009年よりフィリピン・セブ留学手配を開始し、2013年にオーストラリア永住権取得。現在セブ島に常駐して、フィリピン・オーストラリア留学カウンセリング、現地サポートを担当。 » スタッフ紹介