英語学習

自習時間

フィリピン留学は1日平均8時間授業という長時間授業となります。
しかも、その半分以上はマンツーマン授業となり、グループクラスも少人数制となりその授業の密度はかなり高いものとなります。

欧米留学ではフルタイムのコースでも1日4~5時間、しかも平均15名のグループ授業となりますので、その授業の密度の差は歴然です。

特に社会人の方はこんなに勉強するのは学生以来何年ぶりだろうかという状況の方や、中には今までの人生でこんなに勉強したことはないという方も少なくありません。

フィリピン留学を検討している方や申し込みを完了して出発前の方は、モチベーションも上がっていますので、これだけの勉強量をこなすのだから絶対英語力が上がるはずだと思っているかと思います。

授業だけは英語力は飛躍的には伸びない

期待が高まっている時に、こんな事を言うのはちょっと気が引けるのですが、いくら長時間授業を受けても英語力があまり伸びない学生さんもいます。フィリピン留学で起こりがちな失敗パターンがあります。

もちろん、サボっているわけでもなく、しっかり1日8時間の授業を真剣に受けています。
でも何故か英語力が伸びないのです。

僕の担当した学生さんでもそういう学生さんがいて、相談されることもあります。

そして、話を聞いてみると多くの場合共通した事があります。

それは

自習をしっかりしていない!

ということです。

長時間勉強したという事実で満足してしまう

たしかに1日8時間の授業を真剣に受ければ「よく勉強した!」という達成感があります。

上記のように、こんなに勉強したのは過去に無かったという位の勉強量でもありますので気持ちは分かります。
しかし、授業で説明されたことを理解するのと、実際に使えるようになるのは全くの別物です。

授業で習った段階では習った事は短期記憶(一時記憶)に留まった状態で、その多くは繰り返さない限り1日~2日で忘れてしまいます。

重要なことはこの短期記憶にあるものを長期記憶に落とし込む作業です。

そして、この作業を行うのが

自習の時間です。

一度聞いたら忘れないという天才的な人以外は、この自習時間を確保しない限り英語力を効率的に伸ばすことができません。

自習をしないで授業だけを受けてる方は、穴の開いたバケツに水を入れているような状態で、いくら知識をいれても、入れているそばから知識がこぼれていく(忘れていく)状態です。

授業で習った事は自習をすることで、初めてしっかり身に着けることができます。逆に言えば自習をしっかりやらない限り、英語力をしっかり伸ばすことはできません。

授業内で復習をすることも有効

長い留学生活中には、モチベーションが落ちてしまう時期もありますし、プライベートの時間の影響で自習時間がしっかりとれないということもあります。
誰でも常にフルスロットルで進むことはできませんし、それは当然の事です。ですから、そういう時期があるという前提で考えていくことが重要です。

そこで、自習時間がしっかりとれないという時は、マンツーマン授業を先生に頼んで復習時間にしてもらうこともおすすめです。

しかし、こう言うと「授業時間がもったいない。新しい事を教えてもらえなくなる。」という学生さんが結構います。

たしかに、大事なお金を払ってきた留学ですから、少しでも多くのことを学びたいという気持ちは分かります。

重要な事は学んだ事を実際に使えるようにすること

でも、重要な事は「少しでも多くのことを教えてもらうこと」ではなく「少しでも多くの事を身に付ける」ことではないでしょうか。

ここを間違えると失敗パターンへ入ってしまいます。

もちろん、授業を進める事はいくらでもできます。しかし、それは上記のように穴の開いたバケツ状態で、効果が薄いものになってしまいます。
習った事を長期記憶に落とし込みしっかり自分のものにして、使えるようになって初めて意味があります。

ですから、自習が出来なかった時は、先に進むのではなく、授業中に前日にやったことと同じ内容を繰り返す復習に充てることが英語力を高めることにも直結します。

マンツーマン授業は使い方で効果を数倍に高める事ができる

自習の重要性を説明してきましたが、もちろんマンツーマン授業は非常に効率的に英語力を上げる事ができる方法です。

自習を時間をしっかりとる事で、実は良く理解できていなかった点も明確になりますし、新しく学んだ表現、文法を先生に実際に試す事で自分の表現として身に付ける事もできます。

マンツーマン授業は単に新しい事を教えてもらうだけの場ではありません。何度でもわかるまで質問ができますし、習った事を試す実践の場でもあります。

マンツーマン授業はこのように上手く使う事で、その効果を単に受け身の授業にするよりも何倍に高める事ができます。

是非、このフィリピン留学の最大のメリットでもあるマンツーマン授業と自習時間を上手く組み合わせて、失敗パターンを避けて、効率的に英語力を伸ばしてもらえればと願っています。

英語学習

この記事を書いた人

石原 智之

石原 智之

2006年にオーストラリアにワーキングホリデーで渡り、留学カウンセラーとなり3,000人超えの留学サポートを行う。2009年よりフィリピン・セブ留学手配を開始し、2013年にオーストラリア永住権取得。現在セブ島に常駐して、フィリピン・オーストラリア留学カウンセリング、現地サポートを担当。 » スタッフ紹介