フィリピン留学

フィリピン留学の食事は美味しくない?

フィリピン留学のネガティブポイントとして「食事が美味しくない」という話をよく聞きます。

フィリピンで全寮制の語学留学スタイルを最初に広めたのが韓国人だったため、必然的に寮の食事も韓国風の辛い料理がメインとなり、たまには良いが毎日となると辛い、というフィードバックを頂くことも、2年ほど前までは少なくありませんでした。

食事はフィリピン留学の重要なポイント

食事は基本的に全寮制となるフィリピン留学ではとても大きな意味を持ちます。

1日平均8時間の長時間授業となり、どんなに英語の勉強が好きと言う人でも脳はストレスを感じます。

食事は毎日の楽しみの1つでもあり、食事が美味しければ良いリフレッシュになり、また授業への集中力を高める事ができます。

逆に食事の質が低いとストレスが大きくなり、集中力が低下し、英語力も効率的に伸ばせず留学全体の満足度を下げてしまいます。

食事は留学の満足度に直結する非常に重要なポイントとなります。

フィリピン留学の食事のクオリティーは上がってきている

しかし、ここ2・3年で日本でもフィリピン留学がブームになり、日系の学校も増えてきました。日系の学校では日本人留学生の割合が多くなるために日本人の口に合った料理を提供できるように料理改革を始める学校が増えてきました。

韓国系の学校でも日本人の学生さんの受け入れに積極的な学校が増えており、そういった学校では辛い味付け一辺倒ではなく、日本人の口に合う料理の研究・提供を開始しています。

食事が重要な事は各学校ともに理解している

食事のクオリティーが非常に重要であることはほとんどの学校は認識しています。

特に日本の学生さんは韓国の学生さんよりも食事のクオリティーに強いこだわりをもっていることが多くなっています。

しかし、理由は後で説明しますが、学校の食事で高いクォリティーを維持するのは非常に難しいものです。

ですので、特に日系の学校では食事を提供せずに(一部提供など)、外食してくださいというスタイルの学校も出てきました。

もちろん、フィリピンにも多くの美味しいレストランが数多くありますので、困ることはありません。

予算に余裕がある学生さんであれば、むしろ毎日好きなものを選んで食べられる外食は魅力です。

留学費用は食費込みで計算すべし

ですが、予算はできるだけ抑えたいという学生さんの場合、ココは非常に注意が必要です。

通常の学生さんが行くレストランは、夕食で300ペソ~500ペソ(750円~1,250円)程度かかります。

つまり夕食だけでも月平均30,000円は食費としてかかります。

ここに昼食も必要となれば1カ月50,000円程度となり、3カ月の留学であれば食費だけで留学費用が150,000円程度多く必要になる計算になります。

留学費用を抑えたいという方は、食費がどうなるのかも考えて学校を選択することが重要です。

フィリピン留学の学校で食事のクオリティー管理が難しい理由

クオリティー管理の難しさの一番の理由は「フィリピン人スタッフは日本人が好む味を知らない」という点です。

そのフィリピン人と日本人の料理に対する考え方の主な違いは下記の3点となります。

①味付け

フィリピンでは一般的に濃い味のものが好まれます。日本人が好む味は「薄すぎて美味しくない」と感じてしまうことが多くあります。

また、お粥やウインナーなど、日本では一般的に塩気がきいているものがフィリピンでは甘く調理されて、日本人の舌には合わないということも多々あります。

どうしても自分の舌で美味しいと思う味に近づけてしまうので、濃い味やフィリピン味付けになってしまいがちです。

②野菜の摂取量

フィリピンの食文化は肉中心です。日本人の様に常に野菜を多く摂取することはほとんどないので、日本人が好む野菜の多いメニューは、彼らからするとぎゃくに肉が少なくて物足りなく映ってしまいます。

③見た目(彩り)

日本など食文化が発達した国では料理の見た目も非常に重要視しますが、フィリピンでは一般的に料理の見た目、特に彩りという点についてはあまり意識をされることがありません。

例えば、カットしたトンカツをそのまま皿に乗せるのではなく、キャベツやトマト、パセリを添えるだけでも、見栄えが大きく変わり美味しさが増します。

しかし、そういう食文化を持たない人達からするとピンとこず、ついつい自分たちのやり方で単色の料理を提供してしまいます。

食事のクオリティー管理にしっかり取り組んでいる学校もある

もちろん、フィリピンにも美味しい和食レストランがあり、そこのシェフや食材を採用すればレストランクオリティーのものが作れます。しかし、当然それには非常に高いコストがかかり、せっかくの格安留学というフィリピン留学のメリットを潰してしまうことにもなります。限られた予算でいかに満足度の高い料理を提供するかが課題となります。

この状況の中で、食事のクオリティー管理にしっかり取り組んでいる学校もあります。

日本人好みのメニュー作りに取り組む「TARGET」

TARGETでは、5年以上の日本・韓国料理経験を持つスタッフ、3年以上のオーナーシェフの経験を持つキッチンスタッフを軸にするキッチンチームが食事を担当しています。

フィリピン留学の食事

老舗和食レストランのヘッドシェフがトレーニング

25年以上の歴史を持つセブの老舗和食レストラン「萬里」で、20年以上の和食シェフの経験を持つ現役ヘッドシェフ、マルロー氏を毎週学校に招待し、日本人が好む料理のトレーニングをスタッフに行っています。

フィリピン留学の食事

から揚げひとつとっても、下味の付け方、揚げるタイミングなどレストランの技があります。その他も野菜の切り方、彩りなど細かい所にもトレーニングは及びます。

フィリピン留学の食事

和食レストランで実践トレーニング

それだけではなく、本物の日本食とはどういうものなのかをキッチンスタッフによる深く理解してもらうために、定期的に前出の「萬里」へ連れて行き、味、盛り付けなどを学んでもらうトレーニングを実施しています。

フィリピン留学の食事

和食レストランは他のレストランと比べて料金が高いこともあり、一般のスタッフが日常的に来るのは難しく、こういった実践トレーニングは手間はかかりますが非常に良い機会となります。

そして、TARGETのトレーニングが凄いのは、単にレストランで食べるだけではなく、レストランに協力してもらい、実際にキッチンでプロがどのように調理をしているのかを見て学ぶトレーニングを入れている点です。

フィリピン留学の食事

火加減はどうなのか、味付けはどうなのか、盛り付ける時のポイントは?などまさに超実践的なトレーニングです。

フィリピン留学の食事

プロのから直接指導を受けられる非常に良い機会ですね。

フィリピン留学の食事

そして、最後に実際の老舗和食レストランの味を学びます。

フィリピン留学の食事

学校の食事で提供する際に使えるアイデアなどをメモにとったりして、学校の食事のクオリティー向上に結び付けます。

フィリピン留学の食事

フィリピンの学校でもトップレベルの食事を実現

TARGETの食事はフィリピン留学の学校が提供する食事の中でトップレベルだ言われますが、このようなトレーニングの結果のたまものでした。

こちらはTARGETの食事例。トレーニングの甲斐あり彩りもしっかりできていますね。

フィリピン留学の食事

食事例②野菜もしっかり摂取できるメニューになっています。

フィリピン留学の食事

もちろん、TARGET以外にも食事にしっかり取り組んでいる学校も増えており、以前のようにフィリピン留学の食事は美味しくないのが当たり前、という状況は変わってきています。

学校選びの際は、この食事というポイントも含めて考えると、留学の満足度を更に上げることができますのでおすすめです。

学校選びに悩んだらいつでもお気軽にご相談ください。

フィリピン留学,心配事・不安

この記事を書いた人

石原 智之

石原 智之

2006年にオーストラリアにワーキングホリデーで渡り、留学カウンセラーとなり3,000人超えの留学サポートを行う。2009年よりフィリピン・セブ留学手配を開始し、2013年にオーストラリア永住権取得。現在セブ島に常駐して、フィリピン・オーストラリア留学カウンセリング、現地サポートを担当。 » スタッフ紹介