オーストラリア留学

ワーキングホリデーの運命の分かれ道

ワーキングホリデーは非常に人気のあるプログラムです。オーストラリアにも毎年10,000人以上の日本人がワーキングホリデーに行っています。

ワーキングホリデービザは仕事も無制限にできますし、学校も4カ月(16週間)までであれば通え、住む場所も指定されないために幅広い選択肢があります。

ワーキングホリデーに参加する方の目的は人それぞれですので、これが正解というものはありません。ただ、多くの方の目的は「英語を使えるようになる」、「将来の就職の為に海外での仕事経験を積む」という事になるかと思われます。

過半数が当初の予定を達成できない

僕は仕事柄多くの留学生やワーキングホリデーの学生さんのサポートをしてきましたが、帰国時に「当初の予定通りの英語力が身に付きました!」、「英語環境下で仕事ができて帰国後の就活で武器にできそうです!」と胸を張って言える人は少し前まで2-3割程度なのではないかと感じていました。

フィリピンとの2カ国留学で状況は好転したが

ここ2-3年はフィリピン留学経由でオーストラリアに来る2カ国留学が盛んになったために、この割合はぐっと上がりました。フィリピンにいる間にTOEIC800点以上をクリアしてからオーストラリアに来るプランを実行されると状況は一気に変わります。

フィリピン+欧米留学・ワーキングホリデーの2カ国留学は留学全体の満足度を格段に上げる事ができます。詳細はこちらで紹介していますのでご覧ください。

しかし、それでも全体からみたら半数にはまだまだ届かないと感じています。

(フィリピン留学がもっと盛んになればそれに比例して上がっていくと思われます)

運命の分かれ道はオーストラリア到着時に決まっている?

ワーキングホリデーの目的が上記に2点の方に絞っていえば、運命の分かれ道は到着時にあります。

到着時に帰国日には「こうなっていたいという具体的なイメージを持っているかどうか」という事で大きく変わります。

このイメージをしっかり持ってる人は帰国時に当初の目的をしっかり達成している可能性が高くなります。

魔のレールに突入

このイメージを持っていなく、オーストラリア到着時に英語に自信がないと「今は英語ができないから、最初は英語を使わない仕事をしよう。」ということで英語を使わない日本食レストラン(英語をしっかり使う日本食レストランもあります)などで、アルバイトを開始します。

そういうレストランで仕事を取るのは難しくありません。求人があるレストラン2-3軒回れば仕事が取れる事が多くなっています。

そして、周りには日本人のスタッフだけですから意思の疎通も楽で、だんだん友達もできてきます。そして仕事に慣れてくれば、シフトも多く入れるようになります。手取りの給料は増えます。

でも、英語の勉強もしなきゃと思って辞めようと思うころ、今度は時給が$1上がったりして、どんどん快適になります。英語の勉強の為に仕事を替えなきゃと思っても、英語力は依然自信ないし、友達も出来たし(日本人ですが)、給料も上がって何とか生活は出来るしということで、結局そのままの仕事を続けて、帰国間際になって「ヤバイ、全然英語力がついてない・・・」と焦る典型的な魔のレールに乗ってしまいます。

帰国時の具体的なイメージを持っている人は違う

帰国時にこうなっていたいという具体的なイメージを持っている人はそこから、逆算して何をすべきか考える事ができます。1年は長いようでやるべき事を考えると意外と短いです。

そして、具体的なイメージを持っている人は、何をしないといけないかが明確に見えているので、最初から英語を使う仕事を取りに行きます。

今の英語力が低すぎると感じれば、フィリピン留学経由で行くというプランにする人もいますし、ダイレクトにオーストラリアに行った人でも、最初の3カ月は英語に集中するということで、日本語環境のアルバイトはあくまでも生活費を稼ぐだけと割り切って、どんなにその環境が快適でも3ヶ月でしっかり辞めてその後は英語環境下の仕事をとりにいきます。

しっかりしたイメージを持っていれば途中で多少ぶれてもそこに向かって進むことができ、この修正力が留学の成功のカギにもなります。

英語環境下の仕事はメリットがいっぱい

仕事を通して英語力を付ける事ができる

今までは英語力を付けるためにお金を払っていましたが、英語環境下の仕事では今度はお金をもらいつつ英語力を付ける事ができます。しかもその英語は将に実践的な活きた英語となり将来自分の大きな武器になります。

もちろん、学校ではないので業務遂行に必要な最低限の英語力は必要とされます。

交友関係も英語でのコミュニケーションが普通

そういう職場には周りには英語を話せる人しかいないので、仮に日本人がいたとしても一緒に遊びに行く仲間には中国人、オーストラリア人、ブラジル人など外国人がいることが多いので必然的にコミュニケーションは英語となります。

彼らとのコミュニケーションを通して上級の英語を身に付ける事ができ、日本では経験できないグローバルな感覚を身に着ける事ができます。

給料が圧倒的に高い

オーストラリアでの英語を必要としないアルバイトの時給は平均$10-$12程度です。しかし、英語を必要とされる地元の会社での時給は平均$15-$18となります。

時給が$6違うとして、1カ月150時間働いたとするとその差額だけで1カ月$900(約9万円)半年で50万円、1年間で100万円の差がでます。

帰国後の就職に有利になる

日本語環境のレストランでいくら仕事をしても、帰国後の就職活動その経験が評価されることは殆どありません。もちろん、海外レストラン業界での就職を考える人は別ですが、そうでない場合は「楽しいホリデーでしたね」と言われて終わりです。

海外での仕事は英語ももちろん重要ですが、異文化の中で自分の意見をしっかり通せるか、異文化の人達としっかりコミュニケーションをとって仕事を進められるかという事が重要で評価対象となります。

本来あなたが希望していた環境は上記のようなものではないでしょうか。

そうなんです。英語がしっかりできれば希望する環境にはいれる可能性が一気に上がりますし、英語力が無ければその可能性は皆無となります。

帰国日の理想の姿をイメージしてワーキングホリデーを成功させよう!

このようにワーキングホリデーにいって成功する人と失敗してしまう人の差はオーストラリア到着時に大体決まっているケースが多くなっています。

もちろん、人により目的はそれぞれですので、一概に言えないケースも多々あります。

しかし、英語力を身につけたい、将来の就職のためにということが目的であれば、出発前に帰国時の理想とする自分のイメージを描き、そこから逆算してすべき事を考えるとワーホリの成功確率を格段に上げる事ができます。

是非あなたも、帰国時のその日の自分の理想のイメージを描いてもらえればと思います。

オーストラリア留学

この記事を書いた人

石原 智之

石原 智之

2006年にオーストラリアにワーキングホリデーで渡り、留学カウンセラーとなり3,000人超えの留学サポートを行う。2009年よりフィリピン・セブ留学手配を開始し、2013年にオーストラリア永住権取得。現在セブ島に常駐して、フィリピン・オーストラリア留学カウンセリング、現地サポートを担当。 » スタッフ紹介