英語学習

僕は英語に自信が無かった

僕がオーストラリア留学を始めた時の話です。僕のスピーキング・リスニングスキルは0と言っても過言ではありませんでした。日本では英語を話す機会など皆無な環境だったので、当然といえば当然ですが。

授業中先生の言っている事が殆どわからない。質問しようとしてもそもそも「その説明をもう一度」という事すら言えない状態でした。本当に授業はただただ座って、聞き取れない英語を聞き流す。そんな感じでした。

劣等感の中での英語の授業

周りは香港人が多く、自国でも英語を使う環境があるせいか、彼らはガンガン英語をはなしていました。僕は何故彼らのような英語の出来る人達と一緒のクラスなんだろう、本当にこんな状態で良いのだろうか?と不安の中で授業を受けていました。

クラスに日本人は居たのですが、彼は当時18歳で、やんちゃなスケボー少年で僕とはあまり合いそうにないタイプだったのと、日本語は話したいくない、常に英語を話していたいという事を公言していたので、殆ど接点がありませんでした。でも、彼は授業中いつも先生やクラスメイトと英語で楽しそうに話していて、質問も良くしていました。

当時の僕からするとそれはまさに憧れの姿でした。

衝撃を受けたスケボー少年の英会話術

そんなある日のこと、ショッピングセンターのバス停にいくとその少年も同じバス停でバスを待っていました。さすがに話しかけないのは不自然だと思って日本語でしたが声をかけてみました。

「こんにちは。いやあ、君は本当に凄いね。僕は英語が話せないから、授業中君の様に英語が流暢に話せたらどんなに良いかといつも思っているよ。」

と伝え所、

「え!?俺流ちょうになんて話せてないぜ。」

と謙遜ではなく本心から驚いたよう感じの返事でした。これはかなり意外な反応だったので

「いやいや、授業中他のクラスメイトや先生ともいつも話しているし、質問も沢山しているし、あれはもはや流ちょうだよ」と本心から言うと

「違うって、あれ話している風に見えるけど、同じ事しか言ってないから!

とのこと。

「話している風に見える?どういうこと?」

と訊くと

「自分の生活で使うフレーズは殆ど決まっているんだよ。だからそのパターンを覚えてしまえば、言いたい事は大体言えるってわけ。毎日繰り返していっていれば誰でもそのフレーズはスラスラ言えるよ。だから話が飛んだりすればもうそこでOUTだよ(笑)。ただ実際50フレーズも覚えればあとは単語を入れ替えるだけでかなりいけるぜ」

とのこと。

そして、その方法として下記の勉強方法を教えてくれました。

「だから、自分でこれを言いたいと思った事をノートにまず日本語書いてその横や下に英語でなんていうかを書く。あとはそれを繰り返しやれば、自然と言いたい事が言えるようになる。

これには衝撃を受けました。

「なんか自分にもできるように気がする。彼の様に英語を話せるようになりたい!」

そう思い、その場でスーパーマーケットに戻りノートを購入しました。

「今日言えなかったノート」の始まり

僕はそのノートを「今日言えなかったノート」と名付けて早速その日から教えてもらった通り、言いたかったけど言えなかったことをピックアップしていきました。

ここに出てくるフレーズは

  • 最近の自分の実生活で必要となったフレーズ

  • そのフレーズを英語で言いたいと自分で思った

  • 自分の実生活からピックアップしたフレーズなので直ぐに使うチャンスが訪れる

というもので将に「完全に自分用にカスタマイズされたフレーズ集」となりました。

既製品のフレーズ集には「これは一体いつ使うのか?」というものも結構含まれますが、今日言えなかったノートには無駄なフレーズは1つもありません。

「今日言えなかったノート」を更に有効活用する3つのコツ

そして、それを続けていく内に更にコツが3つあることが分かってきました。

①毎日フレーズは追加するが追加するフレーズは1-2つ。どんなに多くても3つまで。

最初の内は数が少ないので5つとかそれ以上とか書きたくなってしまうのですが、1ヶ月もすれば50フレーズ以上となりかなりのボリュームになります。次々忘れていったら意味がないので、多数ある時はその中でも特に言いたかったものを厳選します。

 ②声に出して読む

頭の中だけですと、その時はスラスラ出てきても実際に口に出すと上手く言えない事が多いです、声に出す事で口の筋肉と脳がしっかり連携がとれてスラスラを実際に言えるようになります。周りに人がいて声が出せない時は口を動かすだけでも効果があります。

③ひたすら繰り返す。

これは毎日、ひたすら空き時間を見つけては繰り返してください。何十回、何百回と繰り返していう事により、そのフレーズはあなたのものになり流ちょうに言えるようになります。50フレーズだけ覚えるだけでもかなりの事が言えるようになっています。

こちらが僕が作った今日言えなかったノート。常に持ち歩いて反復していたのでボロボロです(笑)

英語おすすめ勉強方法

まずは英語を話せたという自信が重要

もちろん、この方法だけでは真の英語力を付けることはできません。

英単語もどんどん増やしていく事が必要です。

しかし、文章で話せた!学校の先生に単語だけでなく、しっかりした文章で質問できた。

道を英語でしっかり訊けた!など小さな成功体験を積むことができ、周りからも「英語が話せている」という感じでみられるので、自信がつきます(笑)

この自信がつくということが非常に重要で、次のステップにも簡単に移行できるようになります。

是非皆さんも「今日言えなかったノート」で、ドヤ顔をしてください!

それが大きな自信に繋がりますので。

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この記事を書いた人

石原 智之

石原 智之

2006年にオーストラリアにワーキングホリデーで渡り、留学カウンセラーとなり3,000人超えの留学サポートを行う。2009年よりフィリピン・セブ留学手配を開始し、2013年にオーストラリア永住権取得。現在セブ島に常駐して、フィリピン・オーストラリア留学カウンセリング、現地サポートを担当。 » スタッフ紹介