フィリピンネタ

セブでは日本領事館が中心となり1年に2-3回の頻度で「セブ安全対策会議」が開催されます。

こちらにはセブにある日系の学校、日本人のスタッフのいる韓国系の学校を中心にエージェントやジャパニーズヘルプデスクのスタッフも参加して、フィリピン留学中の学生さんの安全の為に様々な情報を提供しています。

今回は学生さんに安全情報を提供すべくその会議に参加してきました。

会場は日本領事館となり、アヤラショッピングセンター目の前のKeppel Centerとなります。

ビルの外観はこんな感じで目を引くビルとなっています。

keppelタワー

エントランスはこちら。

Keppelエントランス

領事館は7階に入っています。

日本領事館

学校は全部で30校程が参加します。

セブ安全対策会議

地元警察の方からの安全情報の提供もありました。

セブ安全対策会議

地元警察からは留学生が特に注意をしないといけない2つのケースについて説明がありました

①トランプ詐欺

これはもう何年も前から被害が報告されており、その手口は日本の「振り込め詐欺」のように進化することはなく、判で押したように同じものです。

ですので、予め知っておくと簡単に避ける事ができます。

トランプ詐欺の手口詳細を大公開!

①声掛け

アヤラやSMといった大型ショッピングセンターに1人でいるときに狙われます。この1人でという所が大きなポイントで、詐欺師もリスクを避けるために複数人でいる人には声をかけて来ません。ですので、単独で行動する事が殆ど無い韓国人は被害に遭う事が皆無で、日本人が被害に遭う事が圧倒的に多いのも特徴です。特に土曜日に到着して、学校のオリエンテーションがある前日の日曜日に引っかかるパターンが多いようです。

最初は「今何時ですか?」、「この変に美味しい日本食レストランはありますか」など、他愛のない事で声をかけてきます。そして詐欺師は男女共にいるのですが、皆とても優しそうで、礼儀正しく見えます。

②日本に興味があるアピール

そして、その質問に何らかの回答をすると「あなたは日本人ですか?私は日本語を勉強していているので日本語を教えてほしい」とか「私の兄弟が日本で働いている。」などと日本に興味があるということをアピールしてきます。

セブに来たばかりの人だと地元の人と交流できるチャンスとつい思ってしまい、話し込んでしまいます。もちろん、その間も彼らは本当に優しく、片言の英語でも話を真剣に聞いてくれるので「この人は良い人」と思ってしまいます。

③我が家に招待

そして、そこで仲良くなった後は「あなたと仲良くなりたい(もっと日本語を教えてほしい)。是非我が家に招待したい」といって家に誘い込みます。

冷静な時に考えると「普通ついて行くかな?」と思うのですが、フィリピン到着後まもない時で、いきなり地元の人と知り合えて、彼/彼女は日本に興味がある本当に良い人っぽいという事があり、冷静な判断を失いがちです。

④カジノディーラーがイカサマを持ちかけてくる

しかし、それに気が付かず家にいくと、そこには知らない男性がトランプをやっています。

そして「今日は金持の知人からギャンブルでお金を巻き上げるんだ。僕はカジノのディーラーをしていてイカサマが出来るから絶対に勝てる。君にも勝たせてあげるから参加しなさい。」と儲け話をもちかけてきます。

そして、目の前でディーラーならではのカードテクニックを見せて信用させます。

そこに、金持役の知人が登場します(もちろんグルです)。

⑤最初は本当に勝ち続けられる

そして最初の内はディーラーの言うとおりどんどん勝ちます。そしてあなたの所にもお金がどんどん回ってきます。

⑥大きな金額の賭けにでるのでお金を賭けて欲しい言われる

そしてしばらくするとディーラーから「次は一気に行く。イカサマをするので絶対に勝てるが、掛け金が足らないので掛け金を用意してくれないか」と言われます。

もちろん、普通に考えればとんでもない話なのですが、目の前で次々に勝ち続ける状況に冷静な判断が出来ずに、OKを出してしまうことが多いようです。

⑦最後の大勝負で絶対に負ける

そしてもちろん、その大勝負で絶対に負けます!

その際にいくらこの人が絶対に勝てるといった、イカサマをしているといっても周りは全員グルなので意味がありません。

⑧被害額は人によるが最大180万円とい大被害も!

金額は人それぞれらしいですが、大体10万~30万円程度が多いようですが、過去には180万円も取られてしまった人もいるとか。

その場で現金がないというと、ATMを回って現金を限界までおろさせたり、クレジットカードで買える高価な携帯などを購入させられたりするようです。

被害に遭った後で警察に行っても、証拠がないのと、場所が特定できない(連れてこられる際や、帰りはわざと複雑なルートで利用します)ということでなかなか逮捕できないとのこと(もちろん逮捕されるケースもあります)。

そして、過去のケースだと家に行ったとしても、絶対にギャンブルはやらない!と強く主張したり、地元の人の家に来たということでカメラでその人物も含めて写真を撮影しまくった人は詐欺に遭わずにそのまま戻れた(シティーまで車で送ってくれるようです。家を把握させない為という所があると思いますが。)という話もありますので、手荒なマネをするようなグループではないようです。

トランプ詐欺対策とは

トランプ詐欺の手口は殆どどれも一緒なので、予め手口を知っていればその場になって直ぐに気が付きます。

対策としては簡単です。

ショッピングセンターなど人が集まる所で話しかけてくるフィリピン人にはどんなことがあっても絶対について行かない。

これだけで避ける事ができます。

②ニセ札

最近増えているようですが、ニセ札が出回っているとのこと。触れば変だなと気が付くのですが、セブに来たばかりの学生さんなどは気が付かないケースがよくあるようです。

そして、今回は警察の方が実際のニセ札をもってきてくれました!ニセ札を触るのは初めてなのでちょっとテンションがあがりました(笑)

こちらが100ペソ札と200ペソ札のニセ札。見た目は酷似していますが、触ってみると本物より硬くゴワゴワした感触があります。

セブ安全対策会議ニセ札

こちらは500ペソ札。こちらも手触りがゴワゴワしていますね。

セブ安全対策会議ニセ札

そして1,000ペソ札。やはり手触りが違うのですが、先ほどの500ペソでふと思ったのですが、透かしの絵がおかしくないですか?

セブ安全対策会議ニセ札

良く見てみるとこんな感じ!なんと透かしが子供の落書きレベル(笑)

セブ安全対策会議ニセ札

ここまでやるなら透かしの絵ももっと頑張れば・・・と思ってしまいました。

ニセ札を始めてみたり触ったりする人が多く、そしてこの透かしのチープさが輪をかけて我々の好奇心を刺激して過去の安全対策会議史上最も会場が盛り上がった瞬間が訪れました(笑)

こちらはニセ札をもってテンションが上がり過ぎた語学学校CGの日本人スタッフの原さん(笑)

セブ安全対策会議ニセ札

そして、ニセ札を発見した場合は警察にレポートをしてください。(学校のスタッフがサポートしてくれます。)ただし、本物のお金と交換することはできません(涙)

セブ留学中に病院に行く事になった際の強い味方ジャパニーズヘルプデスク!

続いて、これまた留学生には重要な病院の通訳サービス・受診、検査などの予約などを提供している「ジャパニーズヘルプデスク」よりいろいろな情報が提供されました。

ジャパニーズヘルプデスクはセブシティーには下記の2つの病院に設置されており、日本人の医療通訳の方が病院でのサポートをしてくれるセブ留学をする学生さんには大変ありがたいサポートです!

ロケーションはこちら。

「チョンワホスピタル」4階の426号室

「セブドクターズホスピタル」

両病院ともセブシティーの学校であればタクシーで10分-20分程度でアクセスできます。

また、セブにある各学校に週1回医師と一緒に往診サービスも行っていて学生さんにとって非常に身近な存在です。

・日本の海外旅行(留学生)保険について

日本の保険ももちろん適用可能で、キャッシュレス機能も利用できます。

ただし、東京海上の保険だけはキャッシュレスが使えないのでまずは全額支払い後で請求となるとのことで、出来れば東京海上以外の保険をオススメします。

・ジャパニーズヘルプデスク利用時の持ち物

保険の種類 必要なもの
海外旅行保険海外旅行傷害保険証(念のためにパスポート)
クレジットカード付帯付保険クレジットカードとパスポート
追加提出物(予めご準備下さい)
①クレジットカードの表裏のコピー
②Eチケット(利用付帯のクレジットカードの場合)
③パスポートの顔写真と日本出国日スタンプのあるページのコピー
保険に未加入現金でのお支払
診察料は1,500ペソから。
別途治療費がかかる場合があります。

※クレジットカード付帯の保険は利用条件や実際利用時に請求方法などが異なることがありますので、事前に該当のカード会社に詳細を確認しておいてください。

・堕胎はフィリピンでは不可能

最近堕胎を依頼してくるケースが増えているとのことです。

ついつい海外に来たという事で開放的になってしまう方が留学生の増加と比例して増えているとのこと。

フィリピンはカトリックの国となり、基本的に堕胎はどの医師も受けてくれません。

アフターピルの処方や堕胎は不幸にもレイプなどにあってしまった時のような特殊なケースに限定されます。

ジャパンヘルプデスクでは堕胎に関しては一切サポートができない規定となっています。

日本とは全く異なった環境ですので、くれぐれも留学中は責任をもって行動してください。

・利用時間について

セブのジャパニーズヘルプデスクは緊急時には24時間対応していますが、通常の運営時間は下記の通りとなっています。

月~金:9:00~18:00

土:9:00~14:00

日本人スタッフの数は限られており、緊急を要する人の為にも緊急でない方は上記に時間内に利用してください。

・ジャパニーズヘルプデスクの日本語対応連絡先(2015年6月現在)

セブドクターズホスピタル:032-318-6507

チョンワホスピタル:032-318-6057

以上のようにセブで安全に学生さんが生活する上で重要なお話が聞けました。僕も学生さんにどんどん情報提供をして少しでも楽しく充実した留学生活を送ってもらえるようにしたいと思います。

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この記事を書いた人

石原 智之

石原 智之

2006年にオーストラリアにワーキングホリデーで渡り、留学カウンセラーとなり3,000人超えの留学サポートを行う。2009年よりフィリピン・セブ留学手配を開始し、2013年にオーストラリア永住権取得。現在セブ島に常駐して、フィリピン・オーストラリア留学カウンセリング、現地サポートを担当。 » スタッフ紹介