フィリピン留学ブログ

フィリピン留学の洗濯事情で絶対に知っておきたいこと!

フィリピン留学に持っていく荷物を準備をするにあたって、もっとも量が多いのは衣類です。夏服を持っていけばよいのは分かっていても、他の留学生はどんな服装をしているかを知りたいと思うかもしれません。

どのような洋服を持っていけばよいのだろう?
洗濯はどうすればようのだろうか?
どれくらい着替えを持っていけばよいのだろう?

この記事では、フィリピン留学における洗濯事情について解説します。なお、学校によって洗濯サービスは異なるため、入学する学校の洗濯事情は事前に確認し、サービス内容にあわせて衣類を準備するようにしましょう。

ほとんどの学校で洗濯サービスがある

自前で洗濯サービスを提供している学校は多いです週2~3回の提出日が定められており、預けてから1~2日程度で畳んだ状態で返却されるのが一般的な内容になります。

利用料金は学校により下記の3タイプに分かれます。

  • 完全無料
  • 一定量まで無料で、それ以上は追加料金
  • 有料 (1キロいくらという従量制)

一度に洗濯してもらえる量は、貸出される洗濯ネットに詰められるだけとか、規定の重さまでといった具合に学校によって異なります。

また、最近はほとんど見かけなくなりましたが、学校によっては下着類は受け付けてもらえず、自分で洗濯するというルールになっていることもあります。この場合は、バスルームで手洗いすることになります。

この学校による洗濯サービスは、「洗濯から乾燥、畳むまですべてやってくれる!」と両手離しで嬉しがるほど完璧なものではありません。フィリピンならではの注意するポイントもあるので、それを理解した上で利用しましょう。

ポイント1 衣類は紛失することがある

フィリピンでは洗濯に出した衣類が紛失することが起こります。これは学校内の洗濯サービスでも、一般のランドリーショップでも稀に起こります。

原因としては、学校は何十から何百人分の洗濯物を扱うために、返却されるはずの洗濯物の一部が他の人の洗濯物に誤って紛れ込んでしまうことが起きてしまいます。誤って受け取った人が、すぐに返却してくれれば見つかる可能性も高いのですが、その人の部屋に放置されたままになったり、紛失した人も気づかなかったり届け出なかったりするため、洗濯物が持ち主に戻る可能性は残念ながら低いです。

ポイント2 色落ちや色移りすることがある

近年の日本の衣類では滅多に起こらなくなりましたが、フィリピンで購入したタオルなどを初めて洗濯すると色落ちしてしまうことがあります。さらに、この色落ちが他の洗濯物に色移りしてしまう事態に発展し、真っ白だったTシャツが薄い黄色やピンク色に染まって返却されるということが起こります。

また、複数の学生の洗濯物を一緒に洗うので、一つでも色落ちする衣類が入っていると、他の人の洗濯物すべてに色移りが起きてしまうという最悪の事態も!残念ながら漂白しても元通りになることはありません。そのため、フィリピンで購入した衣類は、最初の何回かは手洗いするようにしましょう。特にタオルを現地購入される人は、黄色や赤などの鮮やかな色のタオルは絶対に避けるべきです。

また、運悪く色落ちしたり、色移りしてしまい衣類の色が変わってしまったとしても、どの学校も「洗濯物の損傷や紛失」は免責事項としているために補償してくれません。そのため、洗濯サービスに出す衣類は高価なもの、大事なものは避けるようにしましょう。

ポイント4 返却日が延期になることも

雨季など天気が悪い日が続くと、通常は1~2日で返却される洗濯物が、予定日になっても返却されないことがあります。洗濯物が乾かないために、新たな洗濯ができず、どんどん洗濯物が溜まるといった一般家庭でも起こりそうなことが学校でも起きます。

この状況になると、衣類の枚数に余裕がない人は着る服がなくなってしまうことも。そのため、持っていく衣類は最低枚数ではなく、少し余裕を持たせて6日分くらい荷物に含めることをオススメします。また、返却日の延期を考慮して帰国する週の後半に洗濯物を提出するのは避けてください。

着替えが不足した場合ですが、現地購入も可能です。ローカルなお店で販売されている衣類は安いのは確かですが品質が劣ります。日本水準の衣類を購入したい場合は、セブなどにはユニクロやZARA、H&Mなどのアパレル店があるショッピングモールもあります。

ポイント5 いい匂いがし過ぎる

日本では洗濯洗剤は無臭や微香が好まれるため、強い匂いの商品は滅多に見かけません。一方、海外では洗濯洗剤にはしっかり匂いがつけられています。フィリピンも同じで洗濯に使われる洗剤は匂いが強めです。いい匂いではあるのですが、慣れるまで洗剤臭いと感じる人は多いでしょう。

ポイント6 衣類は最悪なくなっても良いものを

フィリピン留学で洗濯サービスを利用する場合、色落ち、色移り、紛失のリスクがあることを念頭に置くようにしてください。そのため、留学中に着る衣類は、高価なものや大事なものは避けて、最悪なくなっても痛くないものを持っていくことをオススメします。

日本からばっちりオシャレに気を使って渡航した人も、入学して1週間も経つとTシャツ姿などのカジュアルな格好をするようになります。華美な服装は防犯上もよくないので、シンプルでリーズナブルな衣類で準備を進めましょう。

※大学付属校は大学構内に入る際にドレスコードがある場合があります。

自分で洗濯する学校もある

学校によっては、学生が使用できる洗濯機が置いてあり自分で洗濯できる場合があります。この場合は紛失などのリスクはかなり下がるメリットはありますが、勉強に忙しい人にとっては洗濯のために時間を割かなければならないのはデメリットと言えます。また、洗濯機は共用なので洗濯が終わる頃には回収しにかないと次の人に迷惑をかけたりするので注意が必要です。

近所のランドリーショップを使う場合もある

学校内に洗濯を行う設備を持たない場合は、近所のランドリーショップ(クリーニング店)を利用することになります。フィリピンでは街の至る所にランドリーショップがあるため、学校に洗濯サービスがあっても「急いで洗濯したい」といった場合に使うこともできます。

一般的に店員がすべて作業してくれて、指定日時に受け取りに行きます。お店によって価格にばらつきはありますが、洗濯から乾燥、畳む作業までやってもらい7kgあたり150ペソ(約360円)前後のお店が多いです。急いで受け取りたい場合は特急料金を支払うことで優先的に作業してくれるお店もあります。


フィリピン留学の洗濯事情についていかがだったでしょうか。

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