フィリピン留学ブログ
在留届

3ヵ月以上留学する人の義務「在留届」とは?

在留届とは?

旅券法第16条により定められているもので、海外に3か月以上滞在する日本人に対してその住所又は居所を管轄する日本の在外公館 (大使館や総領事館)に提出を義務付けられている届出です。

在留届を提出する3つのメリット

1. 現地での生活に必要な最新情報を受け取れる

現地の事件や事故の情報、注意が必要な日時・イベントに関する安全情報(例えばテロ警戒など)、教科書配布など現地での生活のために必要な情報が、大使館・総領事館からメールで配信されます。

2. 事件・事故に巻き込まれても迅速な支援が可能に

提出された在留届の情報は安否確認を行う際に利用されており、現地で事件や事故、災害に巻き込まれた場合は、大使館・総領事館が迅速に支援を行えるようになります。

3. 領事窓口サービスが利用できるから安心

在外選挙人名簿登録申請などの領事窓口サービスを受ける場合にも、「在留届」は利用されています。
オンライン在留届を提出した方は、旅券・証明のオンライン申請も可能となります。

どのように提出するの?

基本的には下記のWEBページ(日本語)から提出します。24時間365日いつでも提出可能です。

【外部サイト】外務省 – オンライン在留届
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
在留届

いつ提出するの?

現地で住所が決まってからです。あらかじめ滞在住所が決まっている場合でも、現地に到着した後に提出してください。

3カ月以内の滞在の人も提出できるの?

3ヶ月以内の留学の方は”たびレジ”という外務省のサービスをおすすめします。

【外部サイト】外務省 – たびレジ 海外安全情報配信サービス

「たびレジ」に登録すると、こんなメリットがあるよ! ① お役立ち情報の提供、 ②緊急時の情報提供、③…

「たびレジ」に登録すると、こんなメリットがあるよ! ① お役立ち情報の提供、 ②緊急時の情報提供、③緊急時の連絡。登録はリンク先で!

外務省海外旅行登録「たびレジ」
たびレジ

在留届を出さないとどうなるの?

罰則はありません。しかし、大災害や大きな事件、事故があった時にあなたがそこに住んでいる事を日本政府は把握できないため、緊急事態の際に安否確認や留守宅などへの連絡を行う事ができません。

またパスポートを紛失した場合などの対応で在留届が未提出の場合、発行が遅れる可能性があるなどのデメリットがあります。

在留届にはどのような事を書くの?

登録時に必要になる情報は下記の通りです。

  • パスポート番号
  • 本籍地
  • 自宅など連絡先
  • 緊急連絡先
  • 日本国内連絡先
  • 同居家族連絡先

在留届は公表されますか?

提出者のプライバシーを守る為に公表はされず、管轄部署で厳重に管理されます。

引越しや帰国した時はどうするの?

引越しや帰国の際には上記のサイトから「変更届」「帰国・転出届」を出す事ができますの帰国の際などは必ず提出してください。

留学時に周りの友達にも教えてあげてください。

オーストラリアなど欧米への留学の際には結構見聞きする届け出ですが、フィリピン留学をされる方の中には在留届を知らない学生さんも多いので、留学の際に周りの日本人の学生さんで3ヵ月以上の留学の方がいましたら是非教えてあげてください。

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