フィリピン留学ブログ

途中でコースって変更できるの?コース選びの素朴な疑問。

フィリピンの語学学校は、多彩なコースが設定されています。ESL (一般英語) だけでも時間数の違いによって数種類、さらにTOEICやIELTSなどの試験対策もレベルやスコア保証の有無などの違いで数種類、他にもビジネス英語などなど、多い学校では10種類上のコースが存在しています。

これをお申し込み時点で決めなければなりませんが、これが難しいと考える人も多いのではないでしょうか。

  • IELTSの学習をしたいが現時点では英語力が足りていない
  • 豊富なレッスン数のコースに申し込みたいがやり遂げられるか自信がない

英語力の伸びは事前に想定はできても、実際にそのようになるかは誰にも分かりませんし、初めての語学留学の人にとっては、どれくらいの学習量をこなせるかはイマイチ判断がつきません。

そこで活用したいのが“コース変更”です。留学期間の途中でコース変更を活用すれば、英語力が適切なレベルに達した段階で目的とした学習内容 (例:試験対策やビジネス英語)に移行できますし、意気込んで申し込んだコースに適応できなかったという心配もありません。

この記事ではコース変更について知っておきたいこと、注意すべきことを解説します。

1. コースのアップグレードは簡単

標準的なESLコースで申し込んだが、期間終盤にビジネス英語を身につけるためにコースを変更した。

価格が安いコースから、高いコースに変更するのは差額を支払うことで可能な学校がほとんどです。コース変更を希望する際は学校スタッフもしくは申し込みを行ったエージェントに伝えてください。

ただし、変更後のコースに受講のために必要な英語力が定められている場合は、直前のレベルチェックテストなどでそれを満たしている必要があります。

また、差額の支払いは少額であれば現地で払うこともできますが、金額が大きいと現地で現金を調達するのが難しい場合があります。この場合はエージェントを通じることで支払いが可能な場合があります。

2. コースのダウングレードは注意

マンツーマン8コマのコースに申し込んだが、実際に受講してみると体力的に厳しいと感じて時間数の少ないコースに変更した。

価格が高い料金のコースから、安いコースに変更することになりますが、差額の返金がない学校が多いです。そのため、数ヶ月に渡る中長期の留学にて全期間を価格が高いコースで申し込むのは心配が残ります。

そのため、変更の可能性がある場合は事前に規則を確認しておきましょう。

3. 変更後のレッスンはいつから?

学校によって異なります。翌日や翌週から変更できる学校もありますが、2週に1度や1ヶ月に1度の決まった日にしか変更ができない学校もあります。

そのため、変更の可能性がある場合は事前に規則を確認しておきましょう。

4. オススメのコース変更方法

4-1. 余裕があったらアップグレード

受験勉強から何年も離れている人にとって、朝から夕方まで続くレッスンはかなり体力と精神力を消耗します。さらに昼間のレッスンで学んだことを復習するための自習時間も確保しなければ英語力は伸びません。

留学前は「マンツーマン8時間のコースで学習をしよう!」「放課後のオプション授業も含めて1日10時間授業だ!」とやる気満々な選択をしがちですが、実際に受講すると途中で挫折してしまい欠席したり、授業時間内に自習したりする人も多いです。

1ヶ月未満の短期留学であれば豊富な授業時間でも気合で乗り切ることができますが、数ヶ月の中長期留学の人は厳しいです。そのため、最初からレッスン時間が多いコースを選ばずに、標準的なレッスン数のコース (必修授業だけで1日6~7時間)で、かつマンツーマンとグループクラスのバランスの良いコースを選ぶと良いでしょう。実際に受講してみて、「まだ余裕があるな」「もっとマンツーマンで学びたい」となったらコース変更するのがオススメです。

4-2. 試験対策や専門英語コースは基礎が身についてから

「留学の目的が大学進学のためのIELTS5.5獲得だからIELTSコースに登録しよう」
「仕事で英語を使えるようになりたいからビジネス英語コースに申し込もう」

このように考える人、ちょっと待ってください。TOEICやIELTSなどの試験対策やビジネス英語などの専門英語のコースは、受講するための英語力が設定されていることが多いです。

これらの学習内容は基礎力がある程度身についていることが学習の前提であるためです。基礎的な単語や文法を知らないのにTOEICの解法テクニックを学んでもスコアは上がりませんし、日常的な英会話やリーディングやライティングスキルがないのにビジネスシーンで使われる英語力を身につけることはできません。

そのため、基礎力がない初級者の人は、まずはESL (一般英語)コースで基礎力を身につけてから、最終目的が達成できるIELTSやビジネス英語コースに変更するようにしましょう。


コースの変更について、いかがだったでしょうか。

成果が上がる留学では、どこよりも詳しい知識と豊富な経験をもとにプロの目線から失敗のない留学プランをご提案します。どんな質問やご相談、資料のご要望でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

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