年末年始やゴールデンウィークを使って1~2週の短期留学を検討されている方から、よく頂く質問があります。
超短期留学は効果があるのでしょうか?
確かに、極めて限られた時間で学べることに限界があります。超短期の留学はあまり意味がないのでしょうか?
結論から言うと、めちゃくちゃあります!
その理由は大きく分けると5つ説明します。
英語に対するモチベーションが急激に上がる
これが最大のメリットとなります。英語学習のコツは突き詰めると「いかにモチベーションを維持するか」という事に集約されます。
常に高いモチベーションをキープするのは難しく、日本で「よし!英語を勉強しよう」と思っても、1カ月もすれば日々の多忙さにいつしかモチベーションが低下していたということは誰でも経験しているのではないでしょうか。
フィリピン留学は1日平均8時間の英語漬けの生活となり、その多くがマンツーマン授業となりますので嫌でも英語に徹底的に触れます。そこで、自分の英語力の無さに気が付く人もいれば、外国人相手に初級レベルのつたない英語でも通じたという自信を付ける人もいます。
リアルに英語を使うチャンスが沢山あったことから、自らの英語力をイメージできたという点が大きいです。英語能力検定でどのスキルが得意だとか不得意だとかは点数で明示されても、リアルな英語を使う場でどの程度通用するかは分かりません。短期留学によってリアルな英語力をイメージできたことにより、帰国後の学習方針は明確にできますし、「もっとできるようになりたい」「こうすればもっと上手くできる」というモチベーションの高まりを感じることができることになります。
1週間でも効果を実感できる!
1週間では効果は感じられないという考える方は多いですが、それは目標を絞らず授業を進めてしまっているからです。(総合的な英語力を身に付けるには必要なことですが、極めて限られた時間で行うのは得策ではありません)
しかし、1週間でも効果を実感できる方法があります!
それは「目標を絞ってそれを徹底的にやりクリアする方法」です。
初心者であれば「3分の自己紹介をしっかり出来るようにする」という目標に絞り1週間徹底的に勉強します。
3分の自己紹介とは簡単にできると思うかもしれませんが、実際にやってみると結構長く、様々な事を織り交ぜないと成り立ちません。
初級の方であれば最初は30秒の自己紹介すら危うい状態だと思います。そこで、自分の自己紹介に必要な単語と文法を覚え、文章をつくり、徹底的に授業で繰り返してください。もちろん最後は全て暗記して、その文章は流ちょうに口から出るまでやってみてください。卒業時に、最初は全く自信がなかった英語での自己紹介が完璧に出来るようになっているはずです。
自己紹介はあちこちで使う事もあります。この方法は自信もつけられますし、達成感があり、自分の英語力が向上したことが実感でき、モチベーションが上がります。中級以上の方であれば、自分の興味のあるトピックのプレゼンテーションなどに挑戦するのも効果的です。
圧倒的な勉強量
フィリピン留学は1日平均8時間授業、しかもその多くの授業がマンツーマン。放課後のオプションクラスや自習時間を入れれば10時間以上になることもしばしばです。欧米留学はフルタイムでも1日4時間のグループ授業のみです。
1日8時間として週5日授業で合計40時間の授業時間。日本では1日2時間勉強できれば良い方ですから、5日で10時間。その勉強量の差は歴然です。
1~2週間と言ってもその勉強量や英語に触れる時間は欧米留学、日本での勉強の環境の何倍もの密度になります。
共通した目的を持つ仲間を作れる
フィリピン留学は基本的に全寮制で24時間英語を勉強したいという同じ目標を持つ人達と生活することになります。
1週間の留学であっても、いろいろと交流する機会があります。日本で会う人達は大体自分と近い環境の人達です。しかし、英語学校では年齢も経歴もバラバラで日本ではまず接点を持つこと事が無かったであろう人達と出会う事ができます。
世界旅行をしている旅人、バリバリのビジネスマン、転職中の人、料理人などの職人、リタイヤ後第二の人生を楽しんでいる人などその幅は非常に広く、自らが会社やコミュニティを共にしていないと日本ではまず交流がないグループの人達です。しかし、同じ目的を持ち一緒に生活することにより、外食したり、週末に一緒に旅行に行ったりと交流することで様々な刺激を受ける事ができます。これは日本ではなかなか経験できないことで、自分の視野を広げる事にもつながります。
もちろん、卒業後もSNSを通して繋がり交流を続ける人も多く、まさに一生の友人を作ることもできます。
外国人の友達が作れる
日本で外国人の友達がいるという人は全体的にはまだ少数派だと思います。英語の勉強へのモチベーションをキープする方法として、外国人の友達を持つのはかなり有効的です。フィリピン留学でも、韓国や台湾、ベトナム、中国は沢山いますし、さらにアラブや東欧の留学生が在籍している学校もあります。彼らとも直ぐに友達になれます。
そして、フィリピン人の先生たちとも友達になれます。フィリピン留学はマンツーマン授業が基本となりますので、先生との距離も非常に近くなり短期でもいろいろな話ができ、卒業後もずっとSNSなどを通じて交流を続けている人が非常に多いです。中には卒業後も休みのたびにフィリピンまで遊びにくる学生さんもいるほどです。
外国人の友達ができれば、彼らとコミュニケーションをするための英語へのモチベーションは自然と上がり、今度はこんな事を言いたいと単語や文法も楽しく続けることができそれを直ぐに使え、自分の英語力の高さを実感できます。
以上のように1~2週間の短期の留学でも高い効果が期待できますので、もし迷っているなら是非参加して頂く事をおすすめします。