フィリピン留学ブログ

フィリピン留学は安くないというよくある勘違い

フィリピン留学は格安というポイントも大きな魅力ですが、学生さんから「欧米留学と比べて費用はあまり変わらないですね」というご意見を頂く事があります。

確かに、フィリピン留学の費用は1カ月で平均20万円程度です。欧米の学校に1カ月通った場合の費用も大体15万円程度になるので、ここだけみるとあまり差がないのではとなってしまうのです。

しかし、その詳細を見てみると同じ留学でも全く異なったものとなっており、フィリピン留学がなぜ格安と言われるのかが見えてきます。

ポイント 1 費用に含まれるものが違う

一般的に欧米留学をする際にエージェントに見積もりを依頼した場合、学校関係費は入学金、学費、教材費のみが含まれる形になるのが一般的です。

一方フィリピン留学の場合は、上記に金額にプラスして寮費、食費、空港ピックアップ費、掃除・洗濯代、ビザ代ども含まれるのが一般的です。

それぞれの見積もりに何が含まれているのかをしっかり確認する必要があります。

ポイント 2 授業時間、内容が違う

基本的に欧米の語学学校は、フルタイムであっても1日の授業時間は4時間程度、しかも平均15人程度のグループ授業ばかりです。

一方フィリピン留学はマンツーマン授業が4~5時間、2~8人程度の少人数制の授業が2~3時間の合計8時間程度の授業となることが多く、授業時間だけでも2倍、またマンツーマン授業では、英語を話す量は欧米留学の20倍~30倍と言われています。

一言で授業料と言っても、その授業の内容や授業時間は全く異なるので、ここでも内容をしっかり吟味する必要があります。

ポイント 3 航空券の料金が違う

留学費用の中で結構なウェイトを占めるものに航空券があります。エージェントからの見積もりには含まれないことが多いので、ついつい忘れてしまいがちですが、この航空券代も留学費用を大きく左右します。

欧米留学の場合は往復の航空券は日本からですと大体10万円以上しますが、フィリピン留学の場合は5~7万円で収まることが多くなっています。セブパシフィック航空などのLCCでプロモなどがあるときは往復3万円以下なんてこともあります。

ポイント 4 現地での生活費が違う

これは当然と言えば当然なのですが、先進国の欧米と発展途上国のフィリピンでは物価が圧倒的に異なります。留学費用の中で見落としがちな現地生活費は留学費用を大きく左右するポイントでもあるので注意が必要です。

代表的な欧米の留学地は日本よりも物価が高い国がほとんどで、フィリピンと比べるとなおさらです。フィリピンでは留学生にも関係する交通費や外食費、アクティビティ費などが圧倒的に安くなるので、留学費用は欧米留学と比べてぐっと安くなります。

まとめ

以上のように単にエージェントからの見積もりだけを単純に比較しても留学の全体的な費用は見えません。

フィリピン留学と欧米留学は授業スタイルや生活が異なるので、費用に関してもしっかり吟味することが必要となってきます。

上部へスクロール