日本人は「NO」と言うのが苦手とよく言われます。察することを重視し、相手を傷つけないようにするため、断る際に曖昧な表現を使うことが多いです。しかし、海外では日本のように「察する」文化はほとんどなく、断りたい場合ははっきりと伝える必要があります。
ただし、英語ネイティブも必ずしも毎回ストレートに「NO」と言っているわけではなく、相手の気持ちに配慮しながら断るためのフレーズがたくさん存在します。今回は、相手を傷つけずに誘いを断るために使える英語のフレーズを10個ご紹介します。
留学やワーホリ中に外国人の友達などからの誘いを断る際に是非参考にしてください。
1. “Thank you for the invitation, but I have other plans.”
「お誘いありがとうございますが、他の予定があります。」 このフレーズは、相手の誘いに感謝の意を示しながら、既に他の予定があることを伝えるシンプルで礼儀正しい断り方です。
2. “I wish I could, but I’m afraid I can’t.”
「できたらいいのですが、残念ながら無理です。」 できれば応じたい気持ちはあるが、どうしても難しいというニュアンスを含んでおり、相手に失望を与えにくい表現です。
3. “I’m really sorry, but I won’t be able to make it.”
「本当に申し訳ないのですが、参加できそうにありません。」 心からの謝罪を込めた断り方です。相手に対する配慮を示すことで、柔らかく断ることができます。
4. “That sounds great, but unfortunately, I have to pass this time.”
「素晴らしいお誘いですが、今回は残念ながら遠慮させてください。」 一旦は相手の提案を肯定的に評価した上で、今回は断るというフレーズです。
5. “I’m flattered by your offer, but I have to decline.”
「お誘いいただき光栄ですが、お断りしなければなりません。」 相手の気遣いを嬉しく思っていることを伝えながらも、丁寧に断る表現です。
6. “I’m not sure I can commit to that right now.”
「今のところは確約できないかもしれません。」 相手の提案に対して、確約が難しいことを伝えつつ、直接的に断るのを避けたい時に使えます。
7. “I would love to, but I’m already tied up with something else.”
「喜んで参加したいのですが、既に他のことに手がいっぱいです。」 積極的に参加したい気持ちはあるものの、既に他の用事があることを伝えることで、相手の期待をやんわりと断ります。
8. “Unfortunately, it’s not going to work for me.”
「残念ながら、私には都合がつきません。」 このフレーズは、個人的な事情により相手の提案に応じられないことをシンプルに伝えるものです。
9. “I really appreciate the offer, but I’ll have to pass.”
「お誘いに感謝しますが、今回は遠慮させてください。」 感謝の意を表しつつ、今回は参加できないことを伝えるフレーズです。
10. “I’m afraid I’ll have to decline, but thank you for thinking of me.”
「残念ながらお断りしなければなりませんが、お誘いいただき感謝します。」 相手が自分を考慮してくれたことに感謝しながらも、丁寧に断る言い方です。
まとめ
日本人が「NO」と言うのが苦手とされる一方で、海外では断る際に直接的な表現を使うことが多いと思われがちです。しかし、実際には英語ネイティブも相手の気持ちを考慮し、丁寧な言い回しで断ることが一般的です。今回紹介したフレーズを使えば、相手を傷つけることなく、うまく断ることができます。英語でのコミュニケーションが苦手な方でも、これらのフレーズを覚えておけば安心です。留学や海外旅行の際にぜひ活用してみてください。