フィリピン留学ブログ

フィリピン留学の学校選びで後悔しないためのたった2つのチェックポイント

フィリピン留学の学校はフィリピン全土にあり、その数も年々増えています。選択肢が多いのは学生さんにとって嬉しいところですが、逆に選択肢が多すぎてどこが良い学校なのかわからなくなってしまうというデメリットもあります。

良い学校というのは学生さんの希望により変わってきますので「ここが良い学校だ!」というのは難しいのですが、逆にこういう学校は要注意という2つのポイントがありますので、今回はそのポイントをご紹介します。

1. 繁忙期と閑散期で学生数が極端に違う

フィリピン留学では2~3月と8~9月が繁忙期となります。これは大学生の夏休みと韓国からの団体の学生が一気に増える事からです。ほとんどの学校で、繁忙期は学生数が増加して人気の学校では3カ月程度前から定員締め切りとなることも珍しくありません(数が少ない1人部屋は半年前に満室になることも!)。そして、繁忙期が終わるとまた学生数が低下していくというのが一般的です。

しかし、ここで注意したいポイントがあります。閑散期は学生数が20名程度、繁忙期は100名以上というような極端に学生数が異なる学校は注意が必要です。

レベルの低い先生でも採用せざるを得ない

なぜなら、このタイプの学校は繁忙期のために短期契約の先生を大量採用し、閑散期になるとそのほとんどをリリースしていくということを繰り返さざるを得ません。学校数が急増したことから先生不足が起こっており、一度に大量採用しようとすれば経験不足の人材でも採用せざるを得ないからです。

先生のトレーニングをすることもできない

また、採用時は力不足でも長期雇用することでトレーニングを介して育てていく事も出来るのですが、閑散期に学生数がガクンと下がる学校では採用した先生をリリースしていくので育てる事ができません。

上記の理由からいくら学校のWEBなどで質が高い先生が揃っていると謳っていても残念ながら事実は異なっているケースがあるということです。表向きの情報は、その学校が「ベストな状態の時に限り提供できるサービス」と言えるでしょう。

2. 授業内容が極端に異質

前述のようにフィリピンには大小合わせて数百の語学学校があるため、その中で独自の色を出すのは難しくなっています。人気のある学校はその中でもうまく差別化を図って独自の色を出しています。

しかし、中には他校と全く異なった異質ともいえる授業内容を打ち出している学校もあります。学校のWEBなどを読むと一見それっぽいことが書かれているのですが、本当に効果があるのかかなり怪しいケースも見受けられます。

英語の勉強に魔法はない

「1日○○分聞き流すだけで…」などと謳っている教材も同じなのですが、正直なところ英語力を上げるには魔法はありません。もしそんな魔法のような勉強方法があれば、どんなに隠したところで、あっという間に広がり日本でも多くの企業や大学で採用されることでしょう。しかし、少なくても今現在までそんな方法は世界中どこ探してもありません。つまり、結局のところはやるべきことをしっかりやらなければ英語力は上がらないのです。

もちろん、効率の良い方法や、楽しく勉強できる方法はあるので、自分にあった勉強方法を探すことは有効です。

フィリピン留学でも多くの学校が学生さんの英語力を伸ばそうと思い切磋琢磨していますが、あまりに異質なことを主張している学校というのは注意が必要です。

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