フィリピンにも数多くの学校があり、各学校違った魅力があるので自分に合った学校を探すにはポイントを絞る必要があります。

しかし、フィリピン留学は欧米留学とは状況が大きく異なる点も多く、間違ったイメージで考えてしまいミスマッチが起きてしまう事が多々あります。

そこで、今回は学校選びをする際に重要な7つのポイントをご紹介します。

ポイント1. 全体の授業時間

フィリピン留学の大きな魅力は集中カリキュラムにあります。

1日の勉強時間が12時間、13時間というコースもあります。

「1日の勉強時間は長ければ長いほど英語力が伸びる!」

というイメージがありますが、実際には人間には集中力の限界というものがあります。

また授業が長過ぎると復習の時間が無くなるというデメリットもあります。実際の学生さんのフィードバックを総合すると8時間、長くても10時間が限界と言えます。

ポイント2. マンツーマンクラスの授業時間

フィリピン留学最大の魅力は何と言ってもマンツーマンクラスが格安で受講できることです。

マンツーマンクラスは自分のペースに合わせた授業が可能です。集中したい時期はスピードを付けた授業を、逆に少し疲れている時はゆっくり授業を進める事ができるなど緩急も思いのままです。

マンツーマンクラスはグループクラスより疲れるというイメージがありますが、実はマンツーマンクラスのほうが長時間、長期間受講することによる負担は少なくて済みます。

また、常に講師と会話をして授業を進めていくので、英語を話さざるを得ないのでスピーキング力が嫌でも上がるというメリットもあります。

やはり英語力を上げる最も効率的な授業はマンツーマンとなりますので、マンツーマンクラスの多い学校がお勧めです。

ポイント3. 日本人比率

よく日本人が少ない学校に行けば英語環境になれるというイメージがあります。

しかし、これは欧米留学の話でフィリピン留学には当てはまりません。なぜならフィリピン留学の学生さんやスタッフはどこまで行ってもほぼ韓国人と日本人しかいないというフィリピン留学独特の環境になっているためです。日本人が少ない=韓国人が多い=韓国語環境という図式が成り立っています。

韓国人が多くなれば、当然授業以外の時間は韓国語があふれる環境になります。

「韓国の学生と話せば英語になるので英語力が上がる」というイメージもありますが、韓国の学生も英語を勉強しに来ている為に彼が話している英語はブロークンイングリッシュとなります。

従って彼らと話すことで正しい英語力を身に着けるのは難しいのが現状です。ここでのポイントはいかに授業時間以外も講師と交流できる機会がある学校を選ぶかという点になります。

また、日本人が少ない学校は料理を始め、学校の環境やサポートも韓国のルールに沿ったものになることが多くなっており、日本人には合わないというケースも多々あります。

一方、日本人が多い学校は料理も含めて日本人に合わせたサポート体制が整っていることが多いので満足度が高い事が多くなるという欧米留学は異なった環境になっています。

ポイント4. 立地条件

毎日平均8時間~10時間勉強するのだから、海の近くで広々としたリゾート型キャンパスが良いというイメージもあります。

しかし、平日は朝から晩まで勉強しているので海には行けませんし、キャンパス内を散歩することもあまりありません。殆どの学生さんはショッピングセンターに行ったりレストランに行ったりして疲れた頭をリフレッシュしています。リゾートエリアは街から離れている為に必然的に不便な環境になることが多くなっています。

短期間の旅行であれば周りに何もない不便な場所でも気になりませんが、留学は数週間から半年以上滞在するので便利な立地の方が結果的に満足度が高くなります。

ポイント5. 料金

フィリピン留学の大きな魅力として格安の留学費用が挙げられます。

しかしそのフィリピン留学の中でも学校により料金に大きな違いがあることがあります。

料金が高ければ高いほど良い学校なのかと言えばそうではありません。

しかし、あまりに安い学校特に費用の安さを全面に出している学校は理由はどうあれ、当然講師の給料や設備費なども抑えている為にどうしても安かろう、悪かろうという状態になっていることが多いのが現実です。

留学は人生の中でもそう何回もいく事はできませんので、目先のお金ではなくしっかり満足できる学校を選ぶ事が重要です。

語学学校は受験のように試験があるわけでもなく誰でもどの学校でも入学できますが、学校によって教育水準やサポート体制は全く違ったものになってきます。

質の高い講師やスタッフを雇って運営していくにはそれだけ費用が掛かりますので破格の料金では健全な運営はできません。

1つの目安として4週間で平均の14-15万円程度(授業料+寮費+食費)の学校であれば質も保ちつつ高すぎることもないという費用対効果が高い事が多くなっております。

ポイント6. 都市選び

セブは日本人が多く遊んでしまいがち。田舎の都市の方が真剣に勉強できるという話も耳します。確かにもっともらしい意見なのですが実際は全く異なります。セブの学校でもスパルタ式の学校のように強制的にしっかり勉強できる環境のあれば、田舎の町にある学校でも校風が緩くだらだら遊んでしまうという環境もあります。
重要なのは都市選びではなく、学校選びとなります。学校のカリキュラムしっかりしている学校ややルールが厳しく定められている学校は、遊びたいと思う方は最初から選びません。また誘惑に弱いと自分で認識していても、この留学ではしっかり勉強したいというモチベーションの高い方は厳しい管理の学校を選びます。必然的に学校の校風にあった学生さんが集まってくることになります。

セブには学校が多くあるので、様々なスタイルの学校があります。のんびりした校風の学校も複数あり、セブという観光地のイメージも相まって全部の学校が緩い感じにとらえられてしまうことがありますが、実際は学校によりますので、都市ではなく学校のソフト面などを重視して留学先を選ばれることをお勧めします。

ポイント7. 学校の規模

フィリピン留学は現在ブームになっており、非常に多くの学校があります。フィリピン国内には約900~1,000校もの学校があると言われてます。しかし、その90%以上は政府の許可無く違法で営業しており、摘発されれば学校が閉鎖になるだけではなくその学校に通っている学生も国外退去になるなど大きなトラブルになる可能性があります。TESDAやSSPを持っていない学校は全て違法営業となっており、全く外から管理体制が見えずいつ潰れてもおかしくない状態ですし、講師の質も非常に低い事が多々あります。
Facebookやその他SNSなどで検索すると沢山の小規模校が出てきます。低価格を売りにしている学校も多いのですがそのような学校は全く質の保障ができません。
学校と言う教育業界においてTESDA、SSPを取らずに不法運営されている学校は教育に対しても不誠実な姿勢で運営している学校ですのでお勧めしません。
MTSCで紹介している学校は全て政府からの許可を得ている学校となりますので安心して頂けます。