英語学習

あえて勉強しない

もし友達が英語力を早くアップさせたいのだがどうすれば良いかと質問してきたら、あなたは何と答えますか。

出来るだけ多く英語の勉強をすること。

と答える方が多いかと思います。

もちろん、英語力を上げるには勉強量は重要です。

しかし、仮に1日18時間机に向かって勉強すると決めても、そんな生活を何か月も続けることは普通の人にはできません。

英語の勉強は長期間続けていくもので、数週間で集中して終わらせることはできません。

やはり、長期間続けることを前提とした方法をとらなくてはいけません。

勉強時間と効果は比例するわけではない

そして、そもそもそんなに長い時間机に向かって勉強することが英語力アップにつながるかと言えば、答えはNoです。

無理な長時間勉強は学習効率を下げ、それでも続けるとなれば長時間勉強することが目的になってしまい、英語力の伸びという本来の目的を見失うことになります。

数週間と期間を決めてやったとしても、達成感はあるかもしれませんが、それだけ英語力が伸びたかといえば、そうではないという事に気がつくはずです。

勉強の目的は英語力のアップであり、長時間勉強することではありません。

辛過ぎる勉強方法はかえって非効率となるばかりか、モチベーションも低下し良い結果にはつながりません。

フィリピン留学は長時間授業が魅力の1つにもなりますので、ついついその時間数に注目してしまいがちです。

もちろん、ある程度まとまった時間勉強する事は必要です。しかし、それと並行して重要なことがあります。

あえて勉強しないという選択

それは、「あえて」勉強しない時間をしっかり作る。

というものです。

何言っているの!?勉強しないことが、英語の効率的な勉強法なわけないでしょ!

という声が聞こえてきそうですが、実はこれが非常に重要なポイントとなります。

どんなに英語の勉強が好きな人でも、やみくもな長時間の勉強は脳に大きなストレスをかけることになるので、数週間、数カ月とまとまった期間続ければ学習効率は下がってしまいます。

そこで、この「あえて」勉強しない時間をしっかり作ることがキーになってきます。

この勉強しない時間こそが学習率を高めるキーとなります。

では、このあえて勉強しない時間とはどんな時間かというと、大きくわけて下記の3点になります。

1.睡眠

まず、最初に挙げられるのが睡眠時間です。

中には留学中睡眠時間を削って深夜まで勉強してしまう人がいますが、これは勉強効率を下げる事になります。

必要睡眠時間は個人差がありますが、平均1日7~8時間はしっかりとる事をおすすめします。

睡眠不足では授業にも集中できません。

また、睡眠はリフレッシュにもなりますが、それだけはなく人間の脳は寝ている間に記憶を整理するという働きがあります。

睡眠中に見る夢は脳が記憶をパズルのように整理する際に発生する現象です。

つまり、睡眠中は脳が寝ている間に昼間に勉強したことを整理して記憶に焼き付けている状態になります。

睡眠時間はリフレッシュもできて、勉強したことがしっかり記憶に定着させることもできる優れた時間です。

これほどメリットのある睡眠時間をしっかり利用しない手はありません。

2.適度な運動

体を動かすこともまた、勉強効率を上げる事に直結します。

寝ている間を除き勉強するというストイックスタイルを取る方もいるのですが、実はそれも効率的ではありません。

体を動かす事で脳は活性化します。

気持ちいい汗を流すと頭がすっきりしたという経験は誰もあると思いますが、この現象は気持ちだけではなく、実際に脳に刺激を与え、思考力や集中力、記憶力もアップさせます。

特に、勉強に行き詰ったり、スランプかなと思われる時は、一旦ペンを置いて、運動をすることをおすすめします。

運動の種類は、ランニング、水泳、ヨガ、バスケット、筋トレと何でも良いです。運動が苦手という方は散歩でも効果が得られます。

昼間に運動することで、夜の睡眠もより深く取ることができるので、次の日は頭もスッキリしてまた高い学習効率を発揮することができるようになります。

3.週末のリフレッシュ

フィリピン留学は平日は長時間勉強となります。これだけやったら英語が伸びるだろうと思うところですが、英語力は一直線で上がるわけではなく、波を描きながら右肩上がりで伸びていきます。

ですので、思ったより英語力が上がらない、文法や単語が覚えられないというストレスを感じる時期も当然あります。

そういう時は、睡眠や運動の他にも、週末にあえて英語を使わない時間の確保も有効に働きます。

この時間は英語を全く使わず、日本語だけで過ごすことが重要です。

真面目な学生さんの場合は、フリータイムも英語に触れる環境を作ることが多いのですが、英語の勉強のストレスを発散させるためには、あえて英語と距離を置くことが重要です。

中途半端に英語を意識し続けてしまうと、しっかりしたリフレッシュになりません。

日本人の友達と日本語で徹底的に話すことでストレスを発散したり、ネットで日本のドラマやバライティ―をまとまった時間観るなど、勉強と距離を取ることが良いリフレッシュとなります。

週末にしっかりリフレッシュをすることで、また月曜日からの学習へのモチベーションも上がりますし、当然学習効率も高まります。

真面目な学生さんほどおちいってしまう落とし穴

上記のように真面目な学生さん、ストイックに勉強しようと気合が入っている学生さんがおちいってしまう落とし穴があります。

スランプなどになった時に、自分の勉強量が足りないと思ってしまい、更に無理をしてしまうケースがあります。

しかし、それは逆効果になってしまいます。

英語の勉強は長期間取り組むことであるという点と、勉強時間や量と効果は必ずしも比例しないという事を認識し、本来の目的の英語力をアップさせるために、あえて勉強しない時間を作り、効率的な英語力アップを実現させましょう。

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この記事を書いた人

石原 智之

石原 智之

2006年にオーストラリアにワーキングホリデーで渡り、留学カウンセラーとなり3,000人超えの留学サポートを行う。2009年よりフィリピン・セブ留学手配を開始し、2013年にオーストラリア永住権取得。現在セブ島に常駐して、フィリピン・オーストラリア留学カウンセリング、現地サポートを担当。 » スタッフ紹介