フィリピン留学

フィリピン人の先生の発音/アクセントは大丈夫?

フィリピン留学を検討し始めた学生さんからよく受ける質問として

「フィリピン人の先生のアクセント(発音)は大丈夫なのでしょうか?」

というものがあります。

結論から言いますと「大丈夫です!」

講師達

アクセントにこだわる必要はない!?

主な理由としては下記に3つの理由が挙げられます。

 

理由①:フィリピンアクセントを持つ講師も多いですが、彼らの英語は欧米でも全く問題なく通用するレベルにあるから。

 

理由②:英語が世界共通言語となった現在では絶対的に正しいアクセントというものが無くなっているから。

 

理由③:多くの場合先生の発音を完全にコピーするのは難しく、どの道ジャパニーズイングリッシュのアクセントとなるから。

①ついては、フィリピンはアメリカが一時期統治していたことからアメリカ英語が強く影響しており、多くの人がアメリ英語を身に着けています。ただ100%アメリカ英語というわけではなく、フィリピンアクセントを持つ人も多々いますが、その英語は世界で問題なく利用できるレベルにあります。

オンライン英会話のサイトにも講師からのメッセージなどがYouTubeなどにアップされており、フィリピンアクセントがどういったものかを簡単に確認することができます。

一度見て頂ければ、殆どの方にとって問題ないと思えるレベルにあるのが分かって頂けるかと思います。

また、フィリピンは医療教育が非常に盛んで、フィリピン人医師や看護師は欧米でも非常に多く活躍しています。医療というとても高い英語力が要求される分野においても彼らのアクセントはしっかり通用しています。因みに英語学校の先生の中には看護師免許を持つ方も沢山います。

 

②については、そもそも正しい発音とは何でしょうか。

一昔前は日本ではイギリス英語が正しい発音と言われていましたが、実はそのイギリスでも、イングランド、スコットランド、アイルランドではそれぞれ発音は大きく異なります。

もちろん、スコットランド人に訊けば自分たちのアクセントが正しいと言います。

アメリカでも南部と北部での発音は異なります。

もっと言いますと社会階層によっても異なります。2000年に公開されたブラッド・ピット主演の「Snatch」という映画はご存じでしょうか。

Snatch

ブラピ演じる南部のヒッピーのセリフに英語字幕が付くシーンがあります。同じアメリカ英語でも字幕が付かなければアメリカ人でも理解できないという事すらあります。

実はEnglishネイティブと言われる人達の中でも既にどれが正しいアクセントかは分かれます。

そして、現在世界で英語を話す(学習者含む)人は約20億人と言われ、その内完全なEnglishネイティブは4億人程度と全体の20%程度になってきました。

現在英語は将に世界共言語となっており、シンガポール人はシンガポール英語、インド人はインド英語、ブライジル人はブラジル英語と言うようにアクセントは各々違いますが、皆英語を自分のものとして使っており、現在世界で使われているのはこの非ネイティブ英語が80%と圧倒的に主流になっています。

今後この流れは更に加速しますので「正しいアクセント」にこだわる意味はほぼなくなってきています。

また、アクセントを重要視し過ぎると自分のアクセントに自信が持てず人前で話すが恥ずかしいといったような、本末転倒な状況に陥ってしまうという弊害もあるので注意が必要です。

 

③については、そもそも論として日本語と英語の舌の使い方が全く違う為に、先生の英語の発音をコピーするのは非常に難しいという現実があります。

例えば長期欧米留学をしてきた人でも英語のアクセントがネイティブレベルに到達している人は極少数です。子供や特殊なトレーニングを積んだ人や、語学の才能があるような一部の人を除き、母国語のアクセントを引きずる事になります。

残念に思うかもしれませんが、心配はいりません!

アクセントが悪くてもグローバル人材になれる!

例えば、社内共通語を英語にして話題になった楽天の三木谷社長。彼は世界最高峰のハーバード大学のMBAを取得しており、当然非常に高い英語力を身に着けています。

さぞかし流ちょうにアメリカンアクセントで英語を話す事ができると思われますが、実はそうではありません。YouTubeなどにも英語のインタビューなどがアップされているので見て頂くとわかりますが、やはりアクセントはジャパニーズアクセントです(もちろん文法やボキャブラリは非常に高いレベルにあります)。

その他、英語を使う仕事の代表格の国連。そのTOPである事務総長は現在韓国人の潘 基文(パン・ギムン)氏。彼のアクセントもまたバリバリの韓国アクセントです。

そうなんです!アクセントに癖があっても国連のTOPになることもできるのです!

以上のように世界レベルのビジネス現場やハイレベルな政治の世界においても非ネイティブのアクセントで十分に通用します。

もちろん、相手に伝わらないようなアクセントではダメですが、相手に伝わる範囲のアクセントであれば、みなさんの英語を話す目的でもある海外旅行、ビジネス、外国人との交流など全て問題なくこなす事ができます。

初級者の方はアクセントより文法やボキャブラリの勉強が優先

将来は海外でアナウンサーや発音関係の学者になりたいというような特殊な場合を除いて、アクセントにそこまで気を使う必要はありません。それより文法やボキャブラリーを勉強した方がよっぽど英語力を高める事ができ、伝えたい事をより的確に伝える事ができます。

もちろん、発音を勉強が悪いと言っているわけではありません。ただ特にこれから英語を勉強しようとする初級者の方は発音にこだわり過ぎて、もっと重要な基本的な事がおろそかになってしまっているケースが多くありますので注意が必要です。

英語は本来の外国の人とのコミュニケーションをとるための道具であり、話すこと自体が目的ではないはずです。

発音はそこそこでも問題なく、それより適切な文法、ボキャブラリーを使えるようにした方がよっぽど相手に自分の言いたい事を伝える事ができ、相手もしっかり聞いてくれます。

学生さんと先生

アクセントの勉強はモチベーション維持に役立つ

英語の勉強は短期間で終わるものではありません。アクセントを勉強することも悪い事ではありませんし、ちょっとしたコツさえ掴めば完璧ではないにしてもかなりネイティブ風に聞こえるアクセントにすることも可能です。

アクセントが良く集なると、自信がついたり勉強のモチベーション維持ににも役に立ちますので時間に余裕がある場合などはアクセントを中的に勉強することも英語力アップに有効に働くので、バランスをみて勉強することをお勧めします。

以上のように、フィリピン留学を検討する際にフィリピン人の先生の発音を気にして悩む必要はありません。

フィリピン留学で世界に通じる英語力を身に着けることは十分に可能です。フィリピン留学で身に着けた英語力で海外旅行も、海外ビジネスも、将来外国人の旦那さんや奥さんを見つけることも十分に可能です。

皆さんがフィリピン留学で英語力を身に付けて世界で活躍してくれることを願っています。

フィリピン留学,心配事・不安

この記事を書いた人

石原 智之

石原 智之

2006年にオーストラリアにワーキングホリデーで渡り、留学カウンセラーとなり3,000人超えの留学サポートを行う。2009年よりフィリピン・セブ留学手配を開始し、2013年にオーストラリア永住権取得。現在セブ島に常駐して、フィリピン・オーストラリア留学カウンセリング、現地サポートを担当。 » スタッフ紹介